『クリスマスプレゼントにオススメのDVD』


別にクリスチャンではないのだが、我が家の女性陣は「クリスマス大好き」という二人。
で、庭には(ショボイけど)イルミネーション。玄関には(手作り)リース。居間にはクリスマス・ツリーが鎮座。それに、大小のサンタさんもにぎやか。
いやあ、この15年間によくもまあ集めたのもです。くわえて、結婚前からこの時期にクリスマス・ソングを集めたCD(その昔はカセットテープ)を一枚購入。(12月は、それらがヘビー・ローテーションで家中に響く)


そんな彼女たちに、クリスマスプレゼントにオススメのDVDときたら、やはりクリスマス関連の映画。
そうなると、チャールズ・ディケンズの原作を映画化した『クリスマス・キャロル』で決まりでしょう。

クリスマス・イブの晩、意地悪な老人スクルージのもとに、死んだ共同経営者マーレイの亡霊が現れる。その亡霊はスクルージに、過去、現在、未来の幽霊を紹介し、スクルージの行く末を見させるが……。

キリスト教なのに、因果応報に一脈通じる内容。よって、日本人にも受け入れやすいのだろう。
クリスチャンでなくても、日頃の行いを振り返る意味で鑑賞するのもいいかも。


この有名な作品をボクは中学時代にロナルド・ニーム監督のミュージカル映画クリスマス・キャロル』('70)で見た。当然、映画館。その後、娘が小さい頃ディズニーアニメでこの作品を。これは家族でビデオデッキの前に座って。
娘は、物語よりクリスマスのご馳走にばかり目がいってたような……(笑)


そこで今回は、エドウィン・L・マリン監督の『クリスマス・キャロル』('38)をプレゼントに。
この映画をネットで検索してみたら、まだ日本未公開とのこと。戦争の為か?
ますます見たくなった作品である。

また、「クリスマス・キャロル」については、以下のサイトが詳しい。

<歴史>
クリスマス・キャロルは西欧中世にまで遡ることができ、当時の旋律法で造られた曲が現代でもうたわれている。キャロルは元々世俗的な共同体の「祝歌」であり、収穫の季節にうたわれたものや、クリスマスを含め、キリスト教聖日や行事に関連してうたわれたものもあった(アドヴェント・キャロル、イースター・キャロル等)。

キャロルは13世紀には存在しており、合唱歌として歌われてきたが、16世紀の宗教改革において、新教の国々において衰退を見た。しかしキャロルは地方の田園地域などでは継続してうたわれており、やがて19世紀において再びキャロルに対する関心が復活した。またそれと共に、歌詞の印刷出版や新しい作詞などが行われた。
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