2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『キューポラのある街』'62 浦山桐郎/監督 早船ちよ/原作  今村昌平&浦山桐郎/脚色

先日、山田洋次監督の初期作品『下町の太陽』(倍賞千恵子・主演)を鑑賞。 同時期の作品として、似たテーマを取り扱っている吉永小百合・主演『キューポラのある街』を観る。 こちらの作品は、埼玉県川口市が舞台。 東京オリンピック以前のまだ貧しさを色濃…

『青空のゆくえ』'05 長澤雅彦/監督 長澤雅彦・山村裕二・日向朝子/脚本

昨年、TVで深夜に放映していたものを録画して、鑑賞。 予備知識もなく観た作品。これが、予想外に良い映画だった! 青春映画の佳作として、十分評価できる仕上がり、と感じた。 青空のゆくえは2005年9月17日公開の日本映画。監督は長澤雅彦。 クラスメイトの…

『それでもボクはやってない』'07 周防正行/監督&脚本

'07年度の様々な日本の映画賞を受賞(但し、日本アカデミー賞を除く)。 流石に構想を十分に練っただけあって、日本の裁判制度の問題点を指摘するだけではなく、娯楽性も兼ね備えた作品に仕上がっている。 警察・検察の痴漢に対する取り調べの実態、痴漢裁判…

『口笛吹いて』(文春文庫) 重松清

また一人、好きな作家ができた。これまで『定年ゴジラ』のTVドラマ化で名のみ知っていただけの作家。 他の方のブログがきっかけとなり、出会うことができた。 非常に男の心理を心得ている作家だ。それも、触れて欲しくない部分や忘れてしまいたい事を思い出…

セール・アウトレット品横断検索

以前、ECナビの紹介をいたしましたが、今回はその関連の「セールナビ」を紹介。というか、半分は自分の記録用なので、気軽に読んで下さい(笑) このサイトは、複数のECサイトかセール商品を横断検索を可能にした。 つまり、ショッピング用の検索エンジンと言…

毎日、コラーゲンを飲む

若い頃は脂性であった。どうも最近、元気はあるのだが、肌がかさつく感じだ。 ヒゲ剃りをする際も、しっかり肌を暖めてヒゲにシェービングクリームを付けないと、肌が荒れてしまう。 全く「ヤレヤレ」なのだ(苦笑) そんな話を連れ合いにしたら、「じゃ、コラ…

元気になれる曲

音楽は、いろいろな場面で聴く。 疲れたとき。悲しいとき。むしゃくしゃしているとき。思い出に浸るとき。そして、元気になりたいとき。 元気になりたいとき、やはりロック系の曲とか、10代の頃よく聴いた曲とか。 となるとビートルズだよなあ。 「さあ、い…

『夏の庭』'94 相米慎二/監督 湯本香樹実/原作 田中陽造/脚本

同名の原作は、少年を主人公とした児童文学。対して、映画の方は舞台を東京から神戸に移し、3人の少年と老人の交流、とりわけ老人にスポットをあてている。 この点が原作とは大いに異なる所。 でも、それは十分に計算されているもので、映画の文法をわきまえ…

『幸福の黄色いハンカチ』'77 山田洋次/監督  山田洋次・朝間義隆/脚本

[rakuten:es-toys:10111066:image] 先日、山田洋次の初期作『下町の太陽』を見たら、本作が見たくなった。 大学時代に見て感激。その数年後にビデオ鑑賞し、前回以上に感動。 その後、数回鑑賞。ダビングしていたビデオが行方不明になっているので、今回はレ…

ASAHI「十六茶」

何を隠そう(隠してないが)ASAHI BEERに叔父が、以前勤務していた。そのため、叔父夫妻との会食は常にASAHIのスーパードライ。 ボクの行きつけの店にご招待したときも、いつもはエビスなのですが、その時ばかりはスーパードライ。 まあ、この会社には昨年の…

今日の天気

いやあ、凄い雪でした。 特に、朝起きた時、庭に積もった雪を見てビックリ! 昼になっても、晴れたと思ったら、その数分後に空には雲がどんより。 今現在も、晴れたり雪がちらついたりの繰り返し。 夜も寒くなりそうです。 こんな夜は、鍋に野菜をたくさんぶ…

花粉のシーズンを前にして

毎年、3月6日前後から1ヶ月半ほど、花粉症に悩まされる。 発症以来、20年経過。連れ合いも同じ。ついでに娘も。 変なところで、家族が団結?している。 元々、薬や注射に頼るのは苦手だ。 発症当初は、医者で処方してもらった薬を服用した。 症状が改善…

故郷の生きた情報を

某mixiをはじめいろいろなSNSがあります。 ボクも音楽関係,画像関係,スケジュール管理関係等々、いろいろなSNSに参加しております。 某mixiに関しては、ビートルズ探検隊メンバーとの交流が第一。それと、国の内外を問わず、様々な出来事に対するネットで…

『ニュー・シネマ・パラダイス』'89 ジュゼッペ・トルナトーレ/監督&脚本

[rakuten:s-premium:10026907:image]アカデミー賞外国語映画賞、カンヌ国際映画祭審査員特別賞を始め数々の賞を獲得。 名画なので、今更と思う方もいるかも知れませんが、今回が初めての鑑賞。 ちょうど公開当時は個人的に、結婚・転職・子育てと時間に追わ…

あ〜、疲れた!

本日はの京都は寒く朝から雪が降っている。 ちらついているという、可愛らしいものではなく、じゃんじゃんと降っている。 当然、散策などできない。そんな日は、家で読書。 ポン・ヂエン・ミン『山の郵便配達』(集英社文庫)を読了。 短編なので、映画の方と…

「関西バンザイ!」というサイト(笑)

京都に移住して、4分の1世紀以上。 最初は、いろいろと戸惑うことばかり。 でも、いつのまにか馴染んでしまったようだ(笑) 「関西バンザイ!」というサイトでは、「芸人ジェネレーター」「関西魂検定」「関西No.1を探せ!」といった項目を挙げて、楽しめる…

これは便利、重宝します。

taishihoさんの日記の、物忘れの話が出てきた。最近は、ボクも唖然とするくらい物忘れをする。 「あっ、しまった、忘れてた!」この言葉、忙しいと、よく出るようになった(苦笑) だから、必要事項は外出時では携帯からPCにメール送信。 自宅や仕事場ではメモ…

インプラント治療−その3−

インプラント治療の第3弾は、 歯科医の医師が実際には同様な治療をしてくれるのか、という点に焦点を絞ってみました。 最近は、麻酔を上手に利用して、患者に術後の痛みを和らげる処置をする医者もいると聞く。 当然、痛くない方がいい。歯の治療は、特にそ…

インプラント治療 −その2−

以前、インプラントについてはブログで述べた。 今回は、その続編。「今すぐ」と言うわけではない。 でも、今後10年の内にはご厄介に成る可能性が高いので、参考として。 歯並び 矯正をしている小中学生は、教え子の中にも少なからずいる。 歯並びが悪いと…

「帰れない二人」

tougyouさんのブログで「白い一日」が紹介されていた。 この曲を聴くと、陽水のアルバム『氷の世界』を想い起こしてしまう。 正月に、TVで相米慎二特集のオープニングとエンディングのこのアルバムの収録曲「帰れない二人」が曲がれていた。 この曲は、陽水…

忌野清志郎、良いですねえ!

キヨシローが、喉頭癌から生還した。昨年あたりから、ちらほら表舞台に登場していた。 今年に入ってからも、「スマスマ」に出演。 そして、今週はNHK「SONGS」に登場。いよいよ、武道館で完全復活。 TVでの歌唱をきく限りでは、全く心配ない。よく声が出てま…

クチコミショッピング

書籍・映画・CD購入に際しては、ネットで他の方々の意見を参考にすることが、多い。 それは、上記のみのだけでなく、食品やサプリメント、それにIT関連を含む家電に至るまで。 ネット以前のクチコミでは、欲しい情報がなかなか手に入らず、メーカーの戦略に…

ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93

数週間前のNHK教育「N響アワー」で、ベートーヴェンの交響曲第8番とその当時のベートーヴェンの「恋」について話題にしていた。 ゲストは、ベートヴェン研究家の青木やよひさん。 8番の交響曲は、彼の「不滅の恋人」とも関連する曲で、非常に興味深い。 番…

『雨鱒の川 River of first love』'04

磯村一路/監督 川上健一/原作 小林弘利、ぜんとうひろよ、安堵麗、磯村一路/脚本 先日放映されてものを録画。深夜、家族が寝静まってから鑑賞。 北海道の美しく雄大な景色がよく撮れている。画面の美しさにしばし見とれる。 <あらすじ・解説> 母(中谷美紀)…

「安心Worldナビ」in 東京海上日動

「安心」で「安全」な暮らしは、誰もが望むことだ。 東京海上日動という会社は、これまでは保険専門の会社とばかり考えていた。 が、WEBサイトを開放して「安心Worldナビ」というコミュニティの側面を持つように。 これは、「安心」「安全」をコンセプトとす…

キルトフェスティバル OSAKA 2008

本日、ringoさんのご招待で、大丸心斎橋店にて開催中の「キルトフェスティバル」に行って参りました。 午前中に京都の自宅を出たとはいえ、心斎橋までは近くはありません。 その上、同行者2名が「空腹で気持ち悪くなるかも?そうなったら、ringoさんに失礼…

源氏物語千年記だからか?

今月、午後の時間帯にフジテレビ系でパンテーンドラマスペシャルが放映される。番組名は、『かるた小町』という、平安文学を愛する女子高生の物語だ。 やはり「源氏物語千年記」の影響だろうか? そうであろうとなかろうと、女子高生を主人公にして平安文学…

一杯飲んで、米が当たる!?

サッポロビールだったら、普段はエビスばかりなのだが、「ドラフトワンを飲んで、スゴイ米当たる!キャンペーン」をやっている。 ついついドラフトワンを購入して、シール集めて応募してみようかと考えてしまう。(去年、アサヒのキャンペーンで味をしめてし…

今年の冬のファッション

明日の大阪行きを前に、連れ合い&娘は、キルト展見学後にアメ村でどの店で何を見るかの相談に余念がない。 娘のこの冬の一押しのファッションアイテムは、ブーツのよう。服に合わせて、もう4足も買っている。まあ、高級ブランドで買っているわけではないの…

『夏の庭』(新潮文庫)湯本香樹実

相米慎二監督の同名映画の原作。 児童文学にカテゴライズされていることでもわかるように、3人の小学6年生のひと夏の経験での心の成長を描いている。 そのテーマは、「生と死」だろう。孤独な独居老人との少し風変わりな交流から、「生きる」ことの意味を…