ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」['55.11.13 ライブ] 

                ブルーノ・ワルター(con.)ウィーン・フィルウィーン国立歌劇場合唱団 


昨日以来、所有している第9のLP,CDを聴いている。
フルベンもカラヤンベームバーンスタインショルティもラトルもいいけれど、今年はワルターのこのライブ盤が個人的には、いい感じだ。


'55年の録音だから、音はよくない。でも、この巨匠とウィーン・フィルは昔から相性がいいと言われており、その評判に違わない演奏である。
フルベンのベルリン盤やバイロイト盤のような緊張感はない。リラックスした中で、オケ,ソリスト,合唱団が一体になってワルターの元に力を合わせているように感じる演奏だ。
ライブ盤のため、演奏後の観衆の反応からもよくわかる。