2006-02-11から1日間の記事一覧

「砂の女」と現代の美術

最近、安部公房「砂の女」を20数年ぶりに再読。若い頃はどうもぴんとこなかった作品だが、この年になると何故かぴたりとこちらの波長にはまった。「砂」が現代人にとって何を意味するのかは、読者それぞれが感じ取るものだろう。朝日新聞の夕刊に紹介文があ…