小泉さん、とうとう行ってしまいました。

もうニュース・新聞で散々流されてますが、日本の総理大臣が靖国神社に参拝しましたね。

ボクは、個人の心に中まで押し入る気はさらさらありません。ただ、我々には、市民とか消費者とか家庭の父親とか母親等の個人的立場があると同時に、地域での隣人関係とか生産者とか会社での地位とかの社会的立場がある、と思う。


話は簡単。総理としては、前者・後者どちらが優先されるか? 答えは、明快だと思うのだが…。
そんなに、参拝したければ、深夜−早朝ではありませんよ−マイカーを息子にでも運転させて穏密にしたらいいのに。ボクには、わざわざマスコミの注目を集めることを意図しているようにしか思えませんが…。


そんな彼は、相変わらず質問には、はぐらかすようなことしか言ってない。一方で、中国・韓国の批判に対して、不快感を示す若者がいる。ボクはこちらの方により不安を感じる。


不快なのは理解できるが、不快感をあおって批判の矛先を変えるのは、洋の東西を問わず権力者の常套手段なのでは? そこまで考えておかないと、いつか来た道をまた歩くことになるよなあ(嘆息)


'78年夏にアフガニスタン−当時、クーデターで政権が交替したばかり−を旅したとき、ホテルのフロアーごとに武装した兵士がいて、街は戒厳令下にあった。


正直、平和な日本に生まれ育って幸福だと思った。その平和を守る為に、何をすべきか?ボクは、時間はかかるが、近現代史を多角的に勉強することだと考える。


てっとり早い方法で平和を守るなら、武力で、となる。でも、それこそ、いつか来た道なのでは?


猪突猛進は、一見、勇敢で潔く感じるが、長い目で見るとどうかな。猛進が盲信とか妄信になる危険は、歴史を勉強したらわかるはずだが。


こんなことをビートルズを聞きながら、考えていた。


THE BEATLES 1

THE BEATLES 1