「Portrait In Jazz」BILL EVANS TRIO

Portrait in Jazz

Portrait in Jazz

秋真っ盛りになると、無性に聴きたくなるのが「枯葉」だ。イブ・モンタンで聴くのもいい。でも、もう20年以上、この時期に「枯葉」を聴くときは、B.エバンスかJ.キャノンボール・アダレイだ。
前者が内省的であるなら、後者は絵画的である。前者を聴くと、秋の寂寥感というか、去りゆく命に対して感傷的にさえなってしまう。それ故、終盤の「Someday My Prince Will Come」のやさしいメロディーにぐっときてしまう。

本日はビル・エバンスのアルバムを聴く。明日は、キャノンボールの番だ。