過去の旅行−台湾2人旅−<その2>

故宮博物館


昭和の終わる前年大晦日から正月にかけて、友人と2人で台湾をぶらついた。当初は、独り旅の予定であったが、計画を聞きつけた友人が是非にと頼まれ2人旅に。まあ中国語が堪能な奴だったので、楽と言えば楽だったが、少々冒険ができずに不満も。航空券
は格安を。ホテルは初日のみ旅行社に依頼して予約。あとは、現地で。クレジットカードも持たずによく行ったものだ。当然、現地での食事も全て自分たちで食堂を探して、食べに行った。
加えて、ビザの申請に大阪まで行ったことも懐かしい。


台湾は、旧暦なので新年といっても別段街の様子は、変わりないようだった。この時は、台北・台中・台南と短時間で台湾の北から南まで見て回った。


台南の屋台では台北から来た学生と思われておばちゃんが中国語で料理の説明したり、また台北の師範大学近くの書店で筆談しながら段ボール3箱分の書籍を買ったり、街で道を尋ねられたりと、いろいろな思い出が一杯だ。


特に、故宮博物館http://www.tabitabi-taipei.com/youyou/200605/index.htmlでの半日は忘れがたい。お目当てだった敦煌文書は展示されていなかったが、宋代〜明代にいたる陶磁器のコレクションは丸一日いても飽きないくらいだった。疲れた足を最上階の喫茶室でカナリアの声−テープではありません−をBGMにお茶をすすりながら購入した図録を眺める。至福の時間であった(笑)
その時に購入した書籍は、ボクの書棚にでんと置かれてます。※BloMotion・キャンペーン参加記事