「東京タワー」の予告(4月14日公開)http://www.tokyotower-movie.jp/


「こんな映画に弱い年になったのか?」と思う今日この頃だ(笑)


昨日の映画「ドリームガールズ」を鑑賞した際、「東京タワー」http://www.tokyotower-movie.jp/予告編を見た。まあ、昭和30年代生まれとしては、ビビッと反応してしまうテーマだなあ。


過剰に「母の愛」とか「母への感謝」など前面に出されると、ボクとしては引いてしまう。映画の出演者−個人的には、小林薫が好きだ−をみると、みな演技の達者な役者ばかりなので、楽しみになる。


桜の時期が近づくと、小学生のころ母の手作りのお弁当−親父の好みで三段お重に詰めて−で、富士山の方面にお花見に行ったことを思い出す。卵焼き、豚の生姜焼き、鶏の唐揚げ、野菜サラダ、キンピラゴボウ、イモの煮っ転がし、一口おにぎり と今思えば、朝から母は大忙しだったのだろうな(ボクはぐっすり眠ってました)
有名料亭の仕出し弁当のような高級感ある食材はないし味でもない。でも、ボクにとっては、それがソウルフードなんだろうなあ。そのせいか、仕出し弁当は頼んだことがあるが、美味しいけどそれなりだ。やはり、お花見のお弁当は手作りでなければ。


映画の予告を見て東京の母を思い出すが、どうも食べ物と結びついてしまう。
まあ、何か作ってくれたときなら、「ありがとう」って素直に言えるんで良いのですが…。
よって、母が京都に来るときも、トンカツや天ぷらを揚げさせたり、煮物作らせたりと、こきつかうワガママ息子になるのであった(笑)