BON JOVI『LOST HIGHWAY』

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「今日のCD」というより、「ここ一週間のCD」と言った方が、正しい(笑)
いよいよBON JOVIのライブが明日に。一週間前よりBON JOVI漬けの日々を送ってます。先日まであんなに繰り返し聴いてたのに、ゴメン、ポール。ライブが終わったら、また聴きます。
また、楽しみにしていたDVD『ドリームガールズ』も既に到着。「未公開歌唱シーン」は観たものの、これもしばらく封印。
とにかく、BON JOVIに備えます(笑) そこで、まずは新譜の紹介を。


今回は、「DVD付き初回限定版」を購入。
ディスク 1
1 ロスト・ハイウェイ
2 サマータイム
3 メイク・ア・メモリー
4 ホール・ロット・オブ・リーヴィン
5 ウィー・ガット・イット・ゴーイング・オン (w/ ビッグ&リッチ)/
6 エニィ・アザー・デイ
7 シート・ネクスト・トゥ・ユー
8 エヴリバディズ・ブロークン
9 ティル・ウィー・エイント・ストレンジャーズ・エニィモア(feat. リアン・ライムス
10 ザ・ラスト・ナイト
11 ワン・ステップ・クローサー
12 アイ・ラヴ・ディス・タウン

ボーナス・トラック
13 ロンリー
14 プット・ザ・ボーイ・バック・イン・カウボーイ

ディスク 2
ボーナスDVD(初回限定盤のみ)
1 "ロスト・ハイウェイ" メイキング・イン・ナッシュヴィル(インタビュー)
2 "メイク・ア・メモリー" ビデオ・シュート(インタビュー)
3 "メイク・ア・メモリー" ビデオ
4 "メイク・ア・メモリー" パフォーマンス (ウォルマート・パフォーマンス) 

事前の情報では、カントリー風とも聞いていたが、どうしてどうしてBon JoviBon Joviである。全編、Bon Jovi節炸裂! 
「ウィー・ガット・イット・ゴーイング・オン」のようなライブで盛り上がりそうな曲もある。28日のライブで是非、演奏して欲しいなあ。
続く「エニィ・アザー・デイ」は、アップテンポの踊れる曲で、「シート・ネクスト・トゥ・ユー」は、バックボーカルにヒラリー・リンジーがつく。

「ティル・ウィー・エイント・ストレンジャーズ・エニィモア(feat. リアン・ライムス)」は、今回のアルバムを特徴付ける曲だろう。リアン・ライムスはカントリー畑の人−キャリアは長いがまだ20代半ば(若い!)−だから、これはカントリーと位置付けられるのかもしれないが、どうしてどうして立派なBON JOVIソングである。






製作陣は、前作『Have A Nice Day』のJohn Shanks。
そして、Dann Huff(ex-White Heart,ex-Giantの)が新たに加わりました。
最近は、Faith HillやKeith UrbanRascal FlattsCarrie Underwoodなどカントリー系アーティストを中心に、なんとMegadethも手掛ける多才な人。
ボクは、White Heart−'80年代前半に活動−やGiantのギタリストとして認識。
両バンドともにメロディック・ロックのバンドなので、個人的には、大いに期待していた。
結果、見事にビンゴ!




確かに、'80年代の『SLIPPERY WHEN WET』や『NEW JERSEY』の頃とは、違っている。でも、どこを切ってもどう聴いてもBON JOVIの曲なのだ。口さがない人は、「なんか似たような曲ばかりで…」というかもしれない。こんな批判は、いろんな場面で聞いてきた。


ボクは、そんな批判には、次のように応じる。J.S.バッハモーツァルトベートーヴェンショパンも、曲名を知らなくとも、曲調で誰の作曲によるものか分かる。
例えば、モーツァルトの後期ピアノ協奏曲は名曲の宝庫といわれている。曲は、同じような形式を持ち、メロディーもすぐにモーツァルトのそれと分かる。では、似たような曲ばかりで退屈だろうか?
答えは「否」。退屈なのはモーツァルトが好きでないからでは?
そう、だから、BON JOVIファンは、BON JOVIが「らしい」曲をひっさっげて、アルバムを発表してくれることを望んでいるのである。ボク自身は、少なくともそうだ。


今回もその期待に違わず、素敵なアルバムを届けてくれた。
明日が、とても楽しみだ。(かなりテンションが上がってきた<笑>)