全く個人的な、名作ベスト3(映画編)

名画座が殆ど絶滅してしまった京都では、レンタルでいろいろと観ることになる。近所にレンタルビデオ店があるにはあるが、流行もの中心で、最近は韓国ドラマや映画が幅を利かせている。だから、DVDレンタルは、ネットを通してレンタルする機会が多くなる。
DVDレンタル比較.com』というサイトは、「オンラインDVDレンタルサービス」について、活用法やサービス提供サイトを消費者の視点から紹介してくれるので、大いに参考にしている。
宅配サービス徹底活用術」なんてページは、思わず納得の活用法を紹介してくれている。


さあ、そこでレンタルしたもので、最近の全く個人的な名画ベスト3は次のようになる。



『ふたり』('91 大林宣彦監督) 
よく考えたら、サントラ盤は紹介してたけど映画自体は、まだ未紹介。不覚でした。公開当時は、「子育て」ど真ん中かつ、仕事では独立した時期に当たる。ライブはおろか映画館にすら行く時間がなかった。よって、後にレンタルして鑑賞。
とうの昔に忘れてしまった、「胸の締め付けられる」ような体験ができる映画だ。
石田ひかり中嶋朋子が、可憐で可愛かった。岸辺一徳の演技も、この頃からゆとりと存在感が出てきたような気がする。  



冬の猿』('62 アンリ・ヴェルヌイユ監督)
ジャン・ギャバンジャン・ポール・ベルモンドが共演。アンリ・ヴェルヌイユは『ヘッドライト』の監督でもある。
人生の秋を迎えた中年男の心情を上手く映像化している。20代の頃ならそれほどでもなかったと思うが、40歳を越すとジンジンと心に響いてくる作品であった。
この作品、tougyouさんがブログで紹介されているのが切っ掛けとなりレンタル。いやあもう神戸方面に足を向けて寝られません(笑)




スタンド・バイ・ミー』('86 ロブ・ライナー監督)
スティーブン・キング原作だとオカルトめいた感じになるが、これは上手く青春映画に調理することに成功。
公開当時、映画館で観ました。同名の主題歌というか、スタンダード曲「Stand By Me」をそのまま題名も曲も利用してます。この曲は、ジョン・レノンのアルバムで初めて知りました。
その後、レンタルでも鑑賞。感動を新たにしました。
とにかくこの曲と映像がマッチしている。そこだけでも成功した映画だと思う。


といった感じの、全く個人的な名画ベスト3でございました。