『バックハウス・ブラームス・リサイタル』

グリモーの若々しい演奏も良いが、やはり基本はこの人の演奏か?
ベートヴェン、ブラームスピアノ曲は、バックハウスから入門した。


このCDの演奏は、データーに依れば1956年のもの。彼が既に70代に入ってからのものだ。彼のピアノ歴からいうと「円熟期」にあたるところか。
ブラームスの大作ではなく小品の演奏ばかりなので、もっと気楽に聴けばいいのかも知れないが、ついついバックハウスの演奏は一音も「聞き漏らすまい」という気にさせてしまう。
誠にBGMには不適な演奏なのだ(笑)

<曲目>
1,6つの小品 Op.118
2,奇想曲 ロ短調 Op.76-2
3,間奏曲 変ホ長調 Op.117-1
4,ラプソディー ロ短調 Op.79-1
5,間奏曲 ホ長調 Op.116-6
6,間奏曲 ホ短調 Op.119-2
7,間奏曲 ハ長調 Op.119-3

ブラームス・リサイタル