夢の暮らし−その1−

ここのところ岩倉の奥の方をよく歩くせいか、古い民家を借り、自家消費用の畑で季節の野菜を栽培しながら、晴耕雨読の日々が送れれば、と夢想してしまう。


田舎暮らしは、小学校の頃、親父殿の実家にて休みの度に数週間を暮らしたことで、経験済みだ。
東京っ子−昭和30年代から40年代前半ですけど−ではあったが農家の暮らしもイヤではなかった。さすがに野良仕事は手伝わされなかった−多分、戦力にならない−が、鶏や豚の餌やりや卵集めは率先してやっていた。また、庭の湿ったところを少し掘り返すだけでミミズがわんさか現れる。
それを素手でつまんで鶏さんにプレゼント。そんな日々も忘れられない。


だから、日蓮の生誕地、千葉県の南房総晴耕雨読田舎暮らしをするのは、叶わぬ夢であるかも知れないけど、憧れるなあ(笑)


南房総なら清澄山も近い。ここの清澄寺は、日蓮の立宗宣言の地としても知られている。
南房総晴耕雨読。そして、日蓮ゆかりの地を散策。
↓ここには一度は行きたい

豊かな自然が残るこの地で、鎌倉時代の新仏教成立の頃に思いをはせる。
そんな生活を送るのもいいなあ、とこの年になると思ってしまう。
個人的には、大いに魅力的な暮らし方なのである。
でも、京都から離れるのも辛いなあ(苦笑)