池波正太郎もかよった「尚学堂」

尚学堂

本日は、11時に仕事を終え、数時間ほど寺町通りの馴染みのお店をはしごした。

寺町通りをぶらつくときには、よく立ち寄る古書店「尚学堂」。生前の池波正太郎も通ったそうだ。
 

私が、歌舞伎俳優・中村又五郎の[素顔]を、はじめて見たのも、この尚学堂の店内においてだった。<中略>ともかくも、このときに見た中村又五郎の素顔のイメージが、いまも連載している[剣客商売]の主人公で老剣客の秋山小兵衛に結実することになるのだ。
(「散歩のとき何か食べたくなって」より)

店前のワゴンから以下の2冊を購入。各弐百円也。
 [A]「武者小路実篤集(2)」(現代日本文学全集、筑摩書房板)
   数十年ぶりに、志賀直哉『和解』を読み、10代の頃に愛読したこの作家もと思い。 
[B]田中伊三次「新憲法の解明」(扶桑閣、'46刊)
②「尚学堂」より下がり御池通りの近辺のトミタヤビル3Fに、中古レコード店「ホットライン」に立ち寄る。
[A]LIONEL RICHIE「BACK TO FRONT」
[B]「A TRIBUTE TO CURTIS MAYFIELD

③新刊書を買うときは「三月書房」。

④今日の昼食は隣の「青葉」。台湾料理というより、台湾のおばちゃんのやってる家庭料理と言った方がいいかも。B定食(鶏唐揚げ+烏賊の前菜+胡麻団子)¥850は、お得感抜群。化学調味料の苦手なボクでも、美味しく食べられる。

画像は、三月書房の前から見た「村上開新堂」(老舗の御菓子屋)です。