「ブラームス:ハンガリ−舞曲集、ドヴォルザーク:スラブ舞曲集」F.ライナー(con.)ウィーンフィル

10月に入り、何かとごたごたしてたら、もう中旬。ブログを更新できないほど忙しかったわけでもないのに、何となく忙しくしていて−典型的な「貧乏ひまなし」状態−久々の更新になってしまった。


秋です。食は秋刀魚。エッ、「松茸だろ」って。国産ものは出回っておりますが、高すぎ(悲) 手頃な中国産には某非人権国家の産が、混じっているような気がするしなあ。最も多きな理由は、
そこまで「松茸」に執着はないからなのだ(笑) ボクにとっては、シメジを始め他のキノコ類でも十分に秋を満喫できます。


話を本筋に戻します。音楽は、秋ならブラームスだな、と高校時代から決めている。(アッ、ビートルズは年中無休です) よって、ここのところ昼間はブラームスをよく聴く。


いつもは、交響曲や協奏曲ばかりだが、本日は「ハンガリー舞曲集」である。この曲集の第5番は、ブラームスの曲で最も親しまれているものだろう。
当時、差別されていたジプシーの音楽にヒントを得て作曲されたものだ。なのに「ハンガリー」とついているのは、その差別故にである。


チャップリンは映画『独裁者』で第5番をユーモラスに利用している。そこに意図的なものはあったのだろうか?と考えながら聴いている。


ともかく音楽は、素晴らしい。ブラームスは、いつもきちんとした身なりで難しい顔をしているイメージがある。でも、この曲集はとてもリラックスした印象をうける。


指揮は、ハンガリー人のF.ライナー。古い録音だが、ダイナミックで爽快な演奏だ。