「邂逅(めぐりあい)」 レオ・マッケリー監督

jinkan_mizuho2006-10-13


Yahoo!動画で、ボクも観ました。現実味には欠けますが、大人の恋愛ドラマとして古典的な名作ですね。
主人公にしても、脇役にしても、みな大人。精神的ガキは登場しません。


物語の展開としては、現代的な視点から、歯がゆく感じる人も多いかと思います。でも、はっきりとは言わずに、目線や仕草で感情表現する演技には、感心します。微妙な心理の変化をちょっとした仕草で表現する。それを観るだけでも損はありません。


「目は口ほどにものを言う」とか「以心伝心」は日本独自のものではなく、アメリカでもあり得たんですね。
そして、ラストの主人公2人きりのシーンは、泣かせます。


大声やオーバー・アクションがなくても、歓喜や驚愕の感情を十二分に表現できるいいお手本です。良い映画観て、得した気分です。またまたtougyouさんに感謝!

邂逅(めぐりあい) [DVD]

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