「イマジン」

イマジン ジョン・レノン 特別版 [DVD]今日は、ジョンの26回目の命日。この映画は、最後まで観るのが、本当にせつなく辛い。

やはり、ラスト近くになると、涙ぐんでしまう。(やばいなあ〜)よって、この映画はいつも一人っきりで観ることにしている。(やっぱ、照れてしまうから…)

80年12月8日狂信的なファンの凶弾に倒れたジョン・レノンの生涯を描くドキュメンタリー映画。製作はデイヴィッド・ウォルパー、共同製作・監督・脚本は「ジス・イズ・エルビス」のアンドリュー・ソルト、共同脚本はサム・イーガン、編集はバド・フリージェンが担当。オノ・ヨーコから提供された大半は未公開であるレノンの生前のフィルムやヴィデオを始めとしたインタヴュー・テープ、写真、作品を基に構成され、ナレーションはレノン自身からなる。作品はソングライターでありアーティストであるジョン・レノンの生涯--イギリス、リヴァプールでの不遇な少年時代から、史上最高のポピュラー・グループ、ビートルズの結成・解散、ポスト・ビートルズ時代、そして死の時までを、生前のレノンを最もよく知っていた人々であるオノ・ヨーコ、息子のジュリアンとション、先妻のシンシア、そしてレノンの叔母で彼の育ての親でもあるアーント・ミミたちのインタヴューによって浮き彫りにしてゆく。また自宅のスタジオや台所、ヨーコとの寝室にまで入りこむカメラの写し出す映像は、ミュージシャン、ソングライター、芸術家としてだけでなく、活動家、夫、父親としてのレノンのあらゆる側面を効果的に伝えてゆく。
イマジン ジョン・レノン(1988) - goo 映画
より
                              

1980年は、東京から京都に居を移した年である。文革後の中国に行った年でもある。


新たな生活が始まった年の秋に、ラジオからジョンの新アルバムのニュースと新曲が流れてきた。ジャケットは篠山紀信撮影。月刊プレイボーイ誌にロング・インタビューが掲載。走馬燈のようにあの年の秋から冬がよみがえる。

12月8日の臨時ニュースはラジオから。一瞬、頭が空っぽに、そして「嘘だろ!何でだよ?」の思い。その日は、眠れずに、深夜放送で事件の話をジョンのことを聞いていた。不思議と涙は出なかったけど、心にポッカリ穴が開いた。でるのはため息ばかり。

その後、ロックが嫌いになったわけではないけど、2,3年はJAZZとクラシックばかり聴いていた。
でも、数年後飲み屋の有線で「A Hard Day's Night」が掛かると、一気にビートルズに引き戻される。やっぱ、離れられませんね。



ジョン・レノン レジェンド』(河出書房新社)ジェームズ・ヘンケ/著ジョン・レノン レジェンド

この本は内容は大したことないが、付録が盛りだくさん。引っ張り出しては楽しんでいる。