父の命日に母を想う

ふたば まめもち


本日は、我が親父の命日である。早いもので、もう14年が経過した。突然の父の死に一番衝撃を受け、苦労したのは母である。


父亡き後、零細ながらも会社を維持するために数年間、周囲の応援を受け社長業をこなし負債を完済し、他人様に迷惑をかけずに会社を畳んだ母。本当は、長男であるボクが支えなければならないのだが、ボクはボクで勤めを辞めて独立したばかりだった。


東京と京都に離れ、できることといったら、電話をかけて元気な声を聞かせ、記念日にプレゼントを贈るくらいだった。面と向かって「ありがとう」なんて照れくさくてなかなか言えないが、プレゼントにメッセージでなら何とか言える(照笑)


ありがたいことに、連れ合いが気を利かせて、誕生日にはプレゼントを母の日にはお花を選んで贈ってくれた。どうも、こんな時、男は情けない。照れくささがあるとなかなか直接、母親に感謝の気持ちを表せないが、プレゼントやお花をきっかけに「感謝の言葉」を口にできる。


また、亡き親父殿に甘いお菓子−糖尿でしたが、むちゃ好物−を供える。今年は、http://pastorella.web.infoseek.co.jp/food_futaba.htmlだ。この豆もちは、甘いのが苦手のボクでも、実は大好物。いやーあ、ほんのりした甘さだ。※BloMotion・キャンペーン参加記事