何につけても法律の知識は…

自営で仕事してると、不動産に関しても、いろいろと経験をする。この時期になると思い出す不動産にまつわる出来事が…。
数年前に仕事場として、8年ほど借りていた借家を購入してくれと家主(=不動産業者)から連絡が入る。


ボロボロの家ではあったが、別に住むわけでもなく、仕事場として利用するだけなので、別段不満はなかった家だ。(住むなら、雨漏り、すきま風等、いろいろ文句がでてくる)
日韓Wカップの年の3月にいきなり電話があり、ここを処分したいので、「購入」or「明け渡し」の2者択一を迫られた。(相手は交渉といっていたが…)
不動産に関する知識がないに等しかったので、相手の言いなりになり購入一歩手前まで。


でも、ちょっと待て。なんか変? 論理的な説明はできないが、あえて言えば、こちらが不利すぎる。それに「法律では…」なんてこと一言も言わない。


知り合いの弁護士さんに依頼して、いろいろ調べてもらうと、相手はなかなか阿漕ことをしているようだ。それに、本社があると名刺に書いてあった滋賀県の住所に行ってみると、なんと原っぱに工事現場によく見られるプレハブがあるのみ。


まあ、相手はバブルに踊った人で、会社自体は負債を抱えて大変といっていたが。(その割に、良い車に乗って、血色のイイ肌のツヤだ!?)それにしても、こちらに考える間を与えずに契約をしようとするのは、どう考えても怪しい。


話は、こじれにこじれて、裁判一歩手前まで。何とか、調停で話は付いたが、解決するまで一年あまりを要した。本当に、フーやれやれの経験であった。


このことから、不動産業者に対しては、「海千山千の人々」というイメージが。だから、住宅や土地購入には、必然的に慎重になった。それ以降も、違うところから数回、不動産取引の話をもらった。どうも向こうから飛び込んでくる話には、二の足を踏んでしまう。やはり、不動産情報は、こちらがイニシアチブをとって情報を仕入れ、納得した形で臨みたい。そう考えるとHOME4Uのようなサイトなら、購入希望地や購入価格や敷地面積等、それらの情報を得ることができる。(ネットの時代を実感)
まず調べ上げてから、具体的に行動をすべきなんだろうな。ここ二,三年の間にまた、そんな話も出てくると思うので、準備をしておかないと。※BloMotion・キャンペーン参加記事