SOUL´D OUT~ULTIMATE R&B COLLECTION [Compilation]

SOUL´D OUT?ULTIMATE R&B COLLECTION
ドリームガールズ』シンドロームなのでしょうか?


映画を観て以来、サントラ盤を始め日に何枚かは ブルーズ、ソウル、ファンク、R&B(リズム・アンド・ブルーズとアール・アンド・ビーの両方)のアルバムを聴いております。


そこで、本日はこのコンピレーション・アルバムを久々に聴いて、予想外に良いコンピ・アルバムだな、と改めて感じてます。もう10年近く前のものですが、古さは感じられません。ダンス−ヒップ・ホップです−を習っている娘が、「7. ライト・ヒア(ヒューマン・ネイチャー・ミックス)」で踊ったことがあると、言ってます。


いわゆるラップは苦手なのですが、このアルバムに収録されている程度のものなら苦になりません。
例えば「4. ウォーターフォールズ(TLC)」はラップの所はあっても、メロディーもしっかりあるので、聴いていて嫌悪感は感じません。
「6. ノーバディ・ノウズ(ザ・トニー・リッチ・プロジェクト)」は、何故かカントリー・チャート−ボクにはカントリーとは思えませんが…−でもヒットしたそうです。この人の声と歌い方は、個人的には、好きです。


ビッグ・ネームでは、この2人。
「3. ステップ・バイ・ステップ(ホイットニー・ヒューストン)」は、もう貫禄すら感じさせる歌声。
「13. ア・ローズ・イズ・スティル・ア・ローズ(アレサ・フランクリン)」は、アレサが決して過去の人でないことを納得させてくれます。


また、ロック関連では、「2. アイル・ビー・ミッシング・ユー(パフ・ダディ&ザ・ファミリー フィーチャリング・フェイス・エヴァンス&112)」と「16. 素直になれなくて(アズ・イエット)」が注目。
前者は、ポリスの「見つめていたい」引用し、後者はシカゴの名バラードを素敵なソウル・バラードに変身させています。両者共に、原曲に対するリスペクトを感じます。ただ、有名曲なんで「唄ってみました」的な安直さがないので好感が持てます。


<曲目>
1. ユー・メイク・ミー・ワナ…(エクステンディッド・ヴァージョン)(アッシャー)
2. アイル・ビー・ミッシング・ユー(パフ・ダディ&ザ・ファミリー フィーチャリング・フェイス・エヴァンス&112)
3. ステップ・バイ・ステップ(ホイットニー・ヒューストン)
4. ウォーターフォールズ(TLC)
5. ゼア・ユー・アー(サム・ソルター)
6. ノーバディ・ノウズ(ザ・トニー・リッチ・プロジェクト)
7. ライト・ヒア(ヒューマン・ネイチャー・ミックス)(SWV)
8. トゥー・クロース(ネクスト)
9. ロミオ・アンド・ジュリエット(シルク・E.ファイン フィーチャリング・チル)
10. フィール・ソー・グッド(メイス)
11. モー・マネー・モー・プロブレムス(ザ・ノトーリアスB.I.G. フィーチャリング・パフ・ダディ&メイス)
12. ドント・テイク・イット・パーソナル(モニカ)
13. ア・ローズ・イズ・スティル・ア・ローズ(アレサ・フランクリン)
14. ネヴァー,ネヴァー・ゴナ・ギヴ・ユー・アップ(リサ・スタンスフィールド)
15. ラヴ・ドント・リヴ・ヒア・エニモア(フェイス・エヴァンス デュエット・ウィズ・メアリー・J.ブライジ)
16. 素直になれなくて(アズ・イエット)
17. ハウ・クッド・アン・エンジェル・ブレイク・マイ・ハート(トニー・ブラクストン・ウィズ・ケニー・G)