もう一つの『ドリームガールズ』

Dreamgirls (Spec)

待ちに待った、『DREAMGIRLS/ORIGINAL BROADWAY CAST ALBUM』届きました。
わくわくしながら、CDをセット。(レコード時代なら、ターンテーブルに針を落とすとなるんですが)
そう、これがオリジナルの『ドリームガールズ』なのです。作曲は、H.クリーガー。(映画の方は、新曲を4曲ばかり書いている)


1「MOVE」は、ほとんどアレンジが同じではないですか。完コピに近い感じ。
それ以外にも、同じ曲はブロードウェイ版と映画版でアレンジがほとんど異ならない(当然と言えば当然ですが)
聞かせ所は、まずは 8「AND I AM TELLING YOU I'M NOT GOING」
映画版でもこの曲を歌うシーンは、山場の一つでしたが、舞台もそのようです。

↓貴重な映像。かなりの熱唱です。

エフィー役のJ.Hollidayは、迫力満点。声の張りは、映画版のJ.Hudsonに軍配を上げますが、声の深みとか表情の付け方は、J.Hollidayに一日の長があるように感じます。「I AM CHANGING」「ONE NIGHT ONLY」を聴いて、そんな感想を持ちました。

録音は、82年に対して06年ですから、その差は仕方がありません。ウチのオーディオでさえでも、音の差は明白でした。

さて、本CD購入ですが、映画版を購入して、この映画の楽曲に興味のある方は後悔しないと思います。どちらか1枚と尋ねられたら、うーんと言ってから、「無理」と答えます。(一家に2枚でも、いいのでは?)映画版の9曲目「IT'S ALL OVER」−みなで歌っていて、各自張り切ってます−は、オリジナル盤には収録されてないのが残念ですが…。


このアルバムは、AmazonでもHMVでも購入可能。でも、HMVの方が安いです。