『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』予告


本日の散策の途中、北白川の丸山書店で例のごとく面白そうな本はあるかと、いろいろ見ていると『もういちど宙へ』(講談社 \1575 岩貞るみこ・著)という本があった。
ネットで調べてみると

「フジ、もっと水を強く蹴って」
尾びれを失ったイルカの、奇跡の感動ドキュメント!

「あの子を助けたいんです。もういちど泳がせたいんです」獣医師の熱い想いが前代未聞のプロジェクトを実現させた。尾びれを失ったイルカに人工の尾びれを。そしてジャンプを!
JBOOK

とあった。なおかつ、今夏、映画化されるそうだ。詳細は、映画『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』公式サイト(7/7公開)で。


原作が感動ドキュメントなので、一歩間違うと「お涙頂戴」の安直な「動物映画」になってしまう。でも、映画『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』公式サイト(7/7公開)にある予告編映像を見る限りでは、そうはなっていない模様。
「尾ビレが壊死したイルカに人工の尾びれを与えてあげたい!!」なんてくると、フィクションなら嘘臭くなりそうだが、これはノンフィクションのせいか、不自然な感じを受けない。
「新米獣医師(松山ケンイチ)が、周囲の助けを借り世界初のプロジェクトを進めていく…というお話」なんてくると、しらじらしい感動ドラマを想像してしまうが、事実に基づくという点がどうでるか。
映画なので、淡々と言うわけにはいかない。映像でどう表現するのかが、成否の分かれ目だろう。
楽しみな映画である。