あてのない散策

梅雨の晴れ間に自転車で散策。
本日は、午前中、買い物やら仕事やらでつぶれたので、昼食後自転車にて散策。
今回は目的地を決めずに、足の向くまま気の向くまま。


まず、北大路通を西に。そして、洛北高校前で下鴨本通(=河原町通りの葵橋以北)を南下。
下鴨神社を横目に見て、河原町今出川交差点に。こんな感じで、街なかを走ってます。

京都御所の中を通り丸太町通を西へ。堀川通を南下して二条城に。
今日は、数年ぶりに二条城にと思ったものの、観光客の数に恐れをなし断念。


以前、tougyouさんより教えていただいたキムチの「ミズノ」へ行く。基本の白菜キムチ購入。


数年ぶりに、西新道錦会商店街を自転車で回る。京都に来た当初この近辺に住んでいたので、懐かしい。漬けもの屋、八百屋、魚屋、肉屋。昔、よく読書をした喫茶店も一軒だけ残っていた。正直、この商店街は25年前とあまり変わってないので、昭和に戻った感じだ(笑)
しばし感慨に耽りながら、西院駅方面に移動。某大手家電量販店へ。先日ブログに書いた「PFUScanSnap」の実物を見るために行ったのだが、売り場にはエプソンとキャノンのものしかない(ヤレヤレ)加えて、店内には大音響で「六甲おろし」がかかっている(耳がおかしくなりそう) 地階のCD,DVD売り場に逃れたら、流れていなかった(ホッ)
HM/HRのコーナーに行くと、スコルピオンズとゴットハートの新譜が。早速、試聴。
ウーーーン、スコルピオンズはデスモンド・チャイルドと組んでの仕事だそうだが、どうも「らしさ」が感じられない。また、ゴットハートは、相変わらず歌も演奏も上手い。ただ、ボクの耳がどうも最近は、このような音楽に素直に反応しない。でも、ライブを見てみたいバンドの一つではある。
放っておくと何時間でもいてしまうので、切り上げる。(CDショップや書店に行くと時間健忘状態になる<笑>)


西院駅前は二条駅前同様、開発がすすみ、昔通った喫茶店や居酒屋がなくなり、新しいお店がどんどん増えている。でも、少し離れると昔のお店がまだあるのだ。



パン屋の美松屋は、そんな一軒。店構えが、ボクが住んでいた当時とあまり変わってない。久々に「ハムと卵のサンドイッチ」を買う。(帰宅後、ビールとともに食べる。特に、美味しいというわけではないが、友人のおばちゃんが作ってくれたサンドイッチという感じ。素朴な味だ。)


とりあえずビールが飲みたくなったが、どうも適当なお店がない。あきらめ、そして、百万遍へ移動。
(三条御前から自転車で百万遍と言うと、ノーマルな京都人からは「……」という反応を得ます<笑> 大したことないと思うのですが…)
黒人音楽のみを流す喫茶店「ZACO」で、ビールを飲りながら手塚治虫の作品を読む。(お店にかなりの手塚作品が文庫で置いてある)その後、読みかけの『カラヤンフルトヴェングラー』(中川右介・著)を読む。ふと気が付くと6時を回っていたので、家の近所のショッピング・センター内の酒屋でビールと焼酎を買い帰宅。


連れ合いと娘は、二人でお出かけ。夕食も外で、とのこと。
これ幸いに、BON JOVIの新譜を聞きながら料理。調子に乗りすぎて作りすぎ、とりあえず買ってきたキムチとサブジ(インドの野菜の煮物)のようなもの(made in jinkan_mizuho)を肴にビール。キムチが旨い。(このキムチを教えていただいたtougyouさんに大感謝!)


その後、サンドイッチを食べ、焼酎の麦茶割りを飲んでいたら、せっかく作った鶏肉と大豆のトマト煮に、結局、手が着かず。(明日のオカズです)
疲れたけど、京都に来た頃を思い出す、懐かしい散策ができました。