子育ては…

「子は親を映す鏡」というたいそう恐ろしい諺がある。娘とは公園デビューから幼稚園〜小学校〜中学校と付き合い十数年、思うことは「子育てに正解なし」というありきたりのことだ。実際、上手くいってるのかどうかなんて、15年以上経過しても分からない。ある意味、幼児教育の成否は、子供がどう生きたのかを見なければ結論が出ないのでは?
幼児教育.jpには、そんな育児のヒントが隠されている。
褒めたり叱ったり。「しつけ」についてのアドバイスもある。
ただ、それを鵜呑みにするのではなく、自分自身で消化しなければ、消化不良のような状態に…。


ということでワタクシ流は、以下のような…。
幼児とのコミュニケーションをとるために、休日はなるべく行動を共にした。具体的には、一緒に火をおこして焼き肉したり、餃子の皮を作ったり、ピアノやダンスの発表会には優先していったり、とまあこんな具合に。
大事なのは愛情あるケジメ。褒めるにしても、叱るにしても、頭ごなしではなく何故そう言うのか、言葉を砕いて接してきた。叩くのではなく、対話することで分からせるようにしたのだ。怒鳴ることはあっても、手は挙げなかった。
正直、面倒くさいことではあるが…。ボク自身が、叩くことも叩かれることも嫌いなので、そうしてきた。
とはいえ、最近はかなり生意気になり、マジでムッとすることもしばしば。
でも、親の前では「いい子」、他人の前では「とんでもない子」なんてのは、仕事柄少なからず見てきた。
まあ、それに比べたらまだましか、というか正常、と思う。


親の前ではわがままでいいけど、他所でも同じでは困る。
なぜなら、子供の世界も一つの社会だ。社会性なしで生きていくのは、無免許で運転しているようなものだ。でも、その運転技術が質の悪いものでもいけない。
多数意見に唯々諾々と従うようにはなって欲しくない。周囲の顔色ではなく、自分の素直な気持ちを大事にした上での社会性であって欲しい。


↑はまだ可愛かったけど、↓は…