『のだめカンタービレ IN ヨーロッパ』は楽しめる!


この正月に放映された2夜スペシャルを録画して観た。連ドラでやっていた頃は、どうもあのお馬鹿な演技というか演出に「毎週は辛いなあ」と思い、世間の好評とは裏腹に若干背を向けていた(苦笑)


今回、スペシャルをじっくり観て思ったことは、とにかくギャグはあっても、音楽に対する真摯な姿勢という太い幹が通っているので、不愉快な印象も受けず。むしろ、好感をもって観ていた。「オッ、玉木宏って、いい男じゃん」とか、「BGMに遊び心があるなあ」とか、のだめチャンのたまにでる「博多弁」とか(笑)


これまでクラシックをドラマのエッセンスにした日本のドラマは、「つまらない」とか「退屈」ではなく、半分「呆れ」て半分「怒っ」て、中途でスイッチを切ってばかりだった。けど、この番組はひと味違う。


千秋真一役の玉木宏の指揮ぶりが堂に入っているので、全然不自然な感じがしなかったことだ。
音楽についての専門的な話も、原作が正確な知識に基づいていることを思わせる。
コンクールの話は見応えがあり、ここのシーンだけ、何度か繰り返し観てしまった(笑)
(連れ合い&娘は、一度観たきりですが……)


細かい部分では、いろいろと注文がなきにしもあらずだが、BGMの選曲に思わずニヤリとしてしまうので、許しちゃう(笑)
ということで、先日はブラームスの1番が聴いた。本日は、メンデルスゾーンの「イタリア」を鑑賞。


この番組の公式サイトはこちらです。

メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」&第4番「イタリア」