訃報、JAFF HEALEY、そしてアルバム『HELL TO PAY』−ブルーズ・ロックその1−

Hell to Pay

いきなりの訃報。←beatleさんのブログで知りました。
41歳、まだまだ若いのに。ギタリスト・JEFF HEALEYは、逝ってしまった。原因は、癌。
彼は、生後8ヶ月で目にできた腫瘍が原因で失明。
でも、彼には、音楽の才能があった。3歳でギターを弾き始め、17歳からバンドを結成し、地元クラブでライブ活動を始めた。


'88年にメジャー・デビュー。それ以後の活動は、ボクが書くよりJEFF HEALEY BANDのサイトに詳しいです。
いろいろな人のツアーに参加しているようで、バンドのバイオを参照すると、
「ZZ Top, Little Feat, Ringo Starr, Bob Dylan, Bonnie Raitt 」という、有名どころとの共演が記されています。


実に残念な死です。癌と長年闘い続けた彼に敬意を表して、本日は彼のアルバムを聴いております。今回紹介するのは2nd『HELL TO PAY』 '90年の作。
7曲目に「While My Guiyar Gently Weeps」がカバーされてます。
この曲も含めて、実に気持ちよくブルーズ・ロックしてます。


ボクの認識では、Stevie Ray Vaughanよりもう少しロック寄り。
おそらく、彼はクラプトンあたりはかなり聴いていたのだと思います。
が、決して模倣ではなく、独自のブルーズ・ロックを展開してます。


彼の音楽的ルーツは、調べてみると、多岐にのぼり、単純にブルーズとかロックとか言えないようだ。
1920年代&30年代のJAZZにも影響を受けていた。
実際、JAZZバンドとの共演も多かったそうだ。


今月発売予定の『Mess of Blues』は、購入せねばなるまい。
ご冥福をお祈りします。合掌。