『靖国』、上映中止に……

natsutobiraさんのブログを拝見して、上記のことを知りました。


この国には、「菊」や「鶴」のタブーがあることぐらい承知しているが、
この程度の映画に対して、この仕打ち。
ああ、情けない。


上映に反対している政治家は、チベットを蹂躙している政府や、国民を餓死させても気にしない政府と、心根は同じなのか?
もしくは、あんな政府より少しだけまし、というところか?

4月12日からの公開が決定していたドキュメンタリー映画靖国 YASUKUNI」の政治的圧力・上映中止に抗議する
緊急記者会見が4月10日、東京・永田町の参議院議員会館にて行われ、リ・イン(李纓)監督の他、ジャーナリス
トの田原総一朗氏、映画監督の是枝裕和氏ら14名が出席した。


稲田朋美衆院議員(自民党)の要請で議員向け試写会が開かれたことがきっかけで、大きな騒動に発展した今回の事件。
リ監督は「去年の8月くらいから上映に向けて動き出したのに、ここに来て全ての劇場で上映中止になったのは驚き。
こういったことは日本の国際イメージにとってもマイナスになるのでは」と懸念の色を示した。
リ・イン監督、田原総一朗らが抗議「靖国 YASUKUNI」緊急記者会見 - goo 映画

「臭い物にはふた」というなら、自民党の例の議員さん、あんたらが「臭い物」ですよ、と言いたい。
「税金」とか「助成金」と言う言葉が出てるけど、本来国民から出ている「お金」なんですから。
反日か否か」は国民自身に判断させろ!と言いたい。
国民の目に触れさせないという行為は、戦前の検閲と同じ発想だ。


政府や国会議員を批判しても逮捕されないからまだ「まし」、と思うあなた。
民主主義国家なら、「まし」ではなく「当然」なんじゃないかなあ。