函館にも住みたい

東京から戻り、2週間近く経つ。今回は今まで以上に楽しかったが、やっぱり人が多い。というか、多すぎ。
東京には、生まれてから20数年間住んでました。今となっては、遊ぶにはともかく、暮らすにはボクにはテンポが……。
何もかもが、ボクにとっては速すぎるような気がします。


やはり京都に馴染んでるのか?
いやいや、神戸のような海の近いところも好きだなあ。
そんなことを考えていたら、本日、昔何度も通った函館のニュースがラジオから聞こえてきた。


ニュース自体は、「五稜郭タワー」の営業時間の延長についてで、別段大したことではない。
それ以上に、驚いたのは「五稜郭タワー」が新しくなったこと(知らなかった!)
そして、以前のタワーが解体されたこと。


ああ、懐かしいなあ、函館。
昨年も5月に一度ブログに書いたけど、北海道ならこの街が一番好きだ。
街の規模が、京都や神戸同様にコンパクトなところがいい。


路面電車に乗って、五稜郭へ。電車を降りてから、寿司屋で寿司を注文。
初めて食べた「烏賊ソーメン」に感動したものだ。
新鮮な烏賊はほんのり甘かった。ビールにも良く合う。←やっぱり、ほとんどの店がサッポロでした。
それでいて、その安さに思わずニンマリ(笑)


残念ながら、結婚以来、函館とはご無沙汰なので、あの寿司にもありつけていない。
だから、函館のニュースで、'80年代の夏が懐かしく思い出された。


若い時は、自動車で大沼公園トラピスト修道院に行ったりした。
今なら、幕末に縁の処や外人墓地のあたり、それに、海辺の倉庫を改装したレストランや喫茶店をはじめとする街並み。
そんなところを散策するのだろうな。
梅雨もなく、夏も乾燥していて気持ちがいい。その上、海産物の旨さと来たら、たまらない。


また、名所旧跡もいいけれど、何気ない街角を散策して、昼食に寿司をつまむ。
そして、晩には素朴な居酒屋で新鮮な烏賊や貝を肴に一杯飲りたいなあ。


試みに、ネットで函館に住むんだったら、どんなものなのかを調べてみた。
賃貸 函館」や「アパート 函館」や「マンション 函館」でヒットした不動産情報サイトによれば、2LDKで4万円台からある。
東京に比べたら、京都も月々の家賃は安いけど、函館はそれ以上に安い!


ああ、事情が許せば、函館に1年くらい住みたいなあ(笑)



五稜郭<出典>国土交通省