読書時間

読書をする際、自分の趣味や好奇心で読むときにはいいのだが、仕事の関係で読んでおかなければならない書籍があり、時間に追われているときは、速読法を身につけていれば、と思ってしまう。


法律や政治や経済や世界情勢に関するテーマの本の重要性は十分に承知しているが、小説のような感じで読むわけには行かない。
読むことを味わうよりも、読後の思索に時間をかけたい、と思うのだ。


そんな時、Amazonのサイトで『フォーカス・リーディング』なる速読に関する書籍を目にした。
他の類書と異なり、速読を「能力」ではなく「技術」としてとらえていることが特徴的だ。興味を引く内容だ。とはいえ、本自体を読んでいないので、正確なことはいえない。
それほど高価格な書籍ではないので、ためしに購入してみるか。


例えば、永井荷風の『ふらんす物語』や堀辰雄の『風立ちぬ』は、味わいながら読みたいが、「国際連合」や「英語公用語論」という内容の書籍は、味わうよりも速く正確に内容を把握したいのだ。
そんな要求に応えてくれるなら、試してみたい。