今年最後の紅葉?

先日の日曜日、午後やや遅い時間から北白川の疎水沿を歩いて銀閣寺方面に。


前夜、パンドラTVで「真田太平記」を鑑賞。
もう20年以上も前の作品である。現在の撮影機材は、おそらくその当時から格段の進化を遂げている、と思う。しかし、作品の質は色あせていない。


丹波哲郎のあくの強い演技が、真田昌幸−史上著名な真田幸村の父−という戦国武将にぴたりとはまっている、と感じる。


その後が、いけなかった(苦笑)
先日TVで観た映画『イン・ザ・プール』の原作者・奥田英朗東京物語』を読み始めたら、面白くて止まらない。気づけば、時計は朝の6時を指している。
「いけない」と思い、慌てて蒲団にもぐる。
東京物語 (集英社文庫) [ 奥田英朗 ]


というわけで、日曜の昼には、義父の見舞に病院に行った連れ合い&ダンス練習の娘は、家にはいない。
一人であれやこれやしながら、ふと時計を見ると既に午後3時を過ぎている。


今年最後になるかもしれない紅葉を見に哲学の道へ。
日が傾き始めているので、人びとの足はバス停や駐車場に向かっている。
それにしても前日ほどではないにしても風が冷たい。でも、徒歩だったので、哲学の道に到着した頃は、体が温まり寒さは感じない。



まず、大文字山をやや離れたところから眺め、秋化粧をした姿に見入る。
そして、哲学の道へ。桜はほとんど葉をつけていなかったが、ところどころにみえる紅葉を楽しむ。


わき道にそれて、鹿ケ谷の安楽寺へ。
山門は閉じていた。門前の景色に見入る。
祭りの後のように侘しいが、それはそれで趣があり、個人的には好みだ。


近所に趣味のいい和風建築を宿屋にしているところがあった。
ぜんぜん目立たないところにある。ボクが旅行者なら絶対宿泊するだろうなあ、と思いつつ哲学の道に戻る。


コーヒーを飲みたくなった。でも、この辺りは値段が高いので素通り。
昔から知ってるけど、相変わらず高いなあ(苦笑)


ここから連れ合いの携帯にかけたら、まだ病院にいるとのこと。
そこで、約10分ほど歩いて、義父の入院する病院へ。
病室でコーヒーを飲み、一休み。そして、連れ合いと帰宅する。


夕食に、連れ合いはまたまた餃子。実に、よく食べる。食べた数は、……。極秘事項だそうです(笑)