大晦日から元旦にかけて

久々の休みに大晦日は、半日歩いてしまいました。
その後、自宅にてあれこれしながら音楽に耳を傾ける。


まずは、第九です。大晦日にも書いたように、今回のCDは小澤征爾&ニューフィルハーモニア管弦楽団の演奏です。


ベートーヴェン:交響曲第9番


画期的な演奏ですね。個人的には数年前に発売された新録音よりも好きです。
音が一つ一つ鮮明というか、録音されてから30年以上経過して言うのも照れくさいのですが、「こういう第9は初めて」というのが、率直な感想。


そして、新年最初はこれも個人的には恒例のドヴォルザーク『新世界』。
今年は、名盤の誉れ高いイシュトヴァン・ケルテス&ウィーン・フィル盤。
いいですねえ。このアルバムも'61年録音でもう半世紀近く以前のものですが、全く色あせておりません。


ドヴォルザーク:交響曲第9番


その後は、ビートルズ。今年の初ビートルズは、『ホワイト・アルバム』。
思えば、中2の1月、お年玉を握り締めて銀座の山野楽器に行き、購入いたしました。
家に帰り、ワクワクしながらレコード針を下ろす。
ところが、……。『ラバー・ソウル』が当時(今でも)1番好きなアルバムなので、『ホワイト・アルバム』を鑑賞する耳には育っていなかった(苦笑)


ザ・ビートルズ [12 inch Analog]


しかし、流石は名盤。ハードロックやブルーズを聴き始めて以降、やたらとこのアルバムの曲が快く耳に溶け込みます。
特に、中学生にはよさの分からなかった「Yer Blues」や「Helter Skelter」がやたらいいのです(笑)
ただの喧しい曲が、ノリの良い曲で、「是非、ライブで聴きたかった」となるのですから、人というのは年月と共に変わるものです(笑)
最初はもたもたした印象の「Revolution1」も、今聴くとなかなか味わいがあります。まあ曲の完成度は、シングル盤の「Revolution」のほうが上と思うのですが……。
ラフでシンプルな印象の曲が、このアルバムでは、お気に入りになってます。


さて、お次はポールはポールでも、ロジャースのほう。
『The Hendrix Set』を聴きました。
全5曲と曲数は少ないものの、すべてジミヘンのカバー。
ボクはギター小僧ではなかったので、同年代やそれより上の年代の元・ギター少年のような思い入れはありません。しかし、ポール御大の艶のある声にのってジミヘンのナンバーを聴くと、また違った印象を持つます。
Hendrix Set




そして、最後にはやはりビートルズです。
『ルーフ・トップ・コンサート』を聴きました。ブー○盤ですが、ビートルズは最高のライブ・バンドの一つ、と認識しているので……。
今更ですが、「Get Back」を始め『LET IT BE』収録の曲をライブで聴けるのは、(たとえ音質がイマイチでも)最高です(笑)