シャガールとエコール・ド・パリコレクション


先日の土日に上京しました。土曜日は、親父殿の法事があり、その後久々に会う親戚の方々と食事方々懇談。
翌日、ビートルズ探検隊の仲間BLACKBIRDさんより情報をいただいた「青山ユニマット美術館http://www.unimat-museum.co.jp/index.html」に行ってまいりました。


シャガールを始め、藤田嗣治,ジャン=フランソワ・ミレー,クロード・モネパブロ・ピカソポール・セザンヌ等々、ボクのような洋画の素人でさえもが知っている画家の作品をコレクションしている。


今回(そして、これをもって閉館)は、「シャガールとエコール・ド・パリコレクション」と題された展示を鑑賞。
とても豊かな時間を過ごせた。


ボクは、洋画に関しての知識は皆無に等しいので、ただ絵を眺めるばかり。
しかし、理論や技法は分からないが、見るものをひきつける力を持った絵の前では釘付けになってしまう(笑)


目的のシャガールを大いに満喫。彼の作品を初めて見た数十年前は「何だ、こりゃ?風変わりだな!」と思ったものだ。(今考えると、恥ずかしい<苦笑>)
個性的な絵に込められたいろいろな感情をわずかながら感じることができたかな?


今回の収穫は、未知の画家・トロワイヨン。彼の『水辺の牛』に魅了された。
生き生きとした牛の姿に当時の生活を想像することができる。
こんな水辺でごろ寝して、フランスパンをかじったり、ワインを飲んだり、読書したり、ぼんやりしたりできたらいいなあ(笑)


今月一杯で閉館してしまう。これだけのコレクションを私蔵してしまうのは、あまりに惜しい!
どこか常設してくれる場所はないのだろうか。

↓今回の目玉。ミレー作「犬を抱いた少女」