東京訪問記(3/20)①<神保町で「彼岸花」をゲット>

久々の東京です。やはり向かう先は、神保町の古書街です。古書店・中古CO店を素通りできない体質なので、時間の経過も忘れてあっちの店、こっちの店と歩き回りました。

写真は、いつも行く喫茶店「さぼうる」です。購入した本を読みながら、しばしの休憩。
学生時代から、変わらぬ習慣です。それと、昼食に学生・サラリーマン相手の安いトンカツ屋で食べることも、20年以上変わりません。

購入した本の1冊が、「里見紝久保田万太郎 集」(『筑摩文学大系22』筑摩書房)でした。とある古書店のワゴンで発見しました。以前から、小津の「彼岸花」の原作を読みたく思っていたので迷わずレジへ。

早速、喫茶店「さぼうる」で読み始めました。ううむ、のっけから映画とは趣が違う。
登場人物の役割設定もストーりーも随分と…。

まあ、映画と小説の性格の違いから、多少内容が異なるのは当然である。ただ、映画に比して小説の方は短編という制約はあるが、どうも人間が十分に描ききれていないような。言い換えたら、映画の素晴らしさを再確認したような。