指輪をする習慣はないけれど…


腕や指や首に何かをつけるのは、正直苦手だ。腕時計も結婚指輪も10数年したことがない(自慢にならないが…)
ただ、世界中のこどもたちをしあわせにする指輪『アルモンドリングのような企画には賛成だ。以前から、フェリシモで買い物をしていて、馴染みのある会社である。環境問題や発展途上国の産業振興に熱心な会社との印象がある。

そこがユネスコと共催して、世界中のこどもたちをしあわせにする指輪『アルモンドリングを販売。指輪売上による収益の一部は基金としてユネスコ(国連教育科学文化機関)と各団体に寄付、とのこと。


具体的には、「地雷をなくす」作業の資金−資金活用の一例−にするそうだ。以前、アフガニスタン都市ヘラートの現状をTVの報道番組で観た。内戦の影響で、地雷がそこかしこに埋められていて、その数は正確に把握できていないそうだ。
'78年夏に訪問したときは、戒厳令下とはいえ街は平穏でモスクには信者が溢れていた。しかし、今はどうだ。都市は荒廃し、地雷を踏んで片足をなくした(子どもも含めた)人々が路上にいる。そんな画面が、映し出されていた。
怒りと共に、どうしようもない無力感を感じる。


このような状況では、自力で復興するなど非現実的だ。確かに、国際社会の援助が必要だ。この企画−商品の売上高2%がUNESCOへ、19%がそれぞれの問題解決に活躍しているNPOへ寄付−が、アフガニスタンも含め世界各地の子どもたちの援助の一助になれば、幸甚だ。