島原に行ってはみたものの…

しつこいようですが、相も変わらず「暑い」 まあ、それでもせっかくの休みなのだから自転車で外出。
ringoさんのブログで映画『噂の女』が紹介されていた。京都の島原が舞台なので、じゃあ久々にあの辺りまで行ってみようか、ということに本日の目的地は決定!

昼過ぎ、自転車にて高野川〜鴨川に沿って一気に五条通りまで進む。川岸の道なので、道路を通るよりも幾分涼しかった。
↓は途中の景色(上は、歌舞練場。下は、団栗橋)



五条通を西に向かい、西本願寺前に。暑いし、咽も渇いたし、空腹だ。とりあえず、堀川七条西の「大阪屋」でビールと親子丼の昼食。
↓ちょいとピントがボケてますが、店の前でパチリ


昼食後、西本願寺の隣にある龍谷大学大宮学舎の本館を眺める。
↓国の重要文化財に指定されているそうです。


さて、龍谷大学から自転車で数分。島原に到着。
↓この中が島原。大門東側


角屋の周囲を徘回。すぐ西側に中央卸売市場があり、祇園の花街とは比較しようもない。以前−'80年代初め−とは、随分雰囲気が変わったような気がするのだが…。
現在、角屋は揚屋業を廃し財団法人角屋保存会を設立。「角屋もてなしの文化美術館」として、一般に公開している。
しかし、どうも暑いので、美術館には入らずに島原を後にする。
↓角屋(重要文化財


その後、西本願寺付属の聞法会館で休息。空模様が怪しくなり、ついに雨が降る。
あがるまでコーヒーを飲みながら読書。
今村昌平『映画は狂気の旅である−私の履歴書−』(日本経済新聞社)を読み進める。


雨があがったのを確認し、風俗博物館へ。ところが休館。仕方なく、自転車であてもなくぶらぶら。
そしてまた、俄に雨が…。今度のは半端じゃないかなりの雨足。西の空が明るいので間もなく止むとは思うが…。雨宿りしてるビルの軒先に、原付に乗ったオッサンが来る。
大声でぼやいてる(多分、独り言)。そんなときの関西弁が、京都に来た頃は凄く怖かったのを思い出す(苦笑)


10数分後、雨が上がったので、一気に自宅方面に。途中、ワインと枝豆・チーズ・サンドイッチを仕入れて、隠れ家になだれ込む。
モーツァルトを流し、ワインをチーズで飲りながら、読書。そして、茹でた枝豆をぱくぱく、サンドイッチをむしゃむしゃ。気づけば、時計は10時半を過ぎていた。


以前にtougyouさんのご紹介で知った今村昌平監督の著作。実に面白い。「映画は狂気」というフレーズが真実味を帯びてくる内容である。詳細な感想は、また別に書きます。


島原についての詳細は、こちらへどうぞ。メニューの中に「島原」があります。
このページはトンカツ屋さんのHP上にあるもので、とても参考になります。