数字は恐い、利息計算は正確に…

自分で仕事を始めると、好むと好まざるとに関わらず、借金が生まれる。まあ、給料所得者でも、住宅ローン、自動車ローン、教育ローンと無関係に生活できる幸福者は少ないと思うが…。


親父殿の仕事の関係で、年長の個人事業主の知人が多い。京浜工業地帯の事業主は多種多様で、堅実経営の人からちゃらんぽらんな経営の人まで、まあ千差万別である。
共通して言えるのは、零細企業なので、資金繰りに苦しむとサラ金から借り入れる人がいるということ。上手く完済できればいいのだが、返済に苦しみ自殺に追い込まれる人も。どうも知人で自死された方がいるからたまらない。反面、そのことがどんなに苦しくなってもサラ金の世話にはならない、と決意させている。


いずれにしても、個人が大人として社会で生きて行く時に、「知らなかった」「無知だった」では済まされない。独立して仕事を始めて以来、ひしひしと感じることである。
無知で世間知らずの時は、仕事場の賃貸契約でも随分勝手なことされた。そう考えると、借金して過払い何て羽目に陥らないとも限らない。(人を信用したがる傾向があるので、要注意<苦笑>)


有名どころのサラ金でも、利用者に過払いさせた過去を持つ。利用する側が、しっかりしてないといけない。そのためには、利息のシステムやそれの関わる法律の知識が必要だ。
平成教育委員会で出題されるような算数の問題は好きだけど、金銭勘定は苦手というより嫌いだ。でも、そんなことも言ってられない。いざというときのために金利の計算や情報には通じていなければ、と思う今日この頃である(笑)