冬枯れの鷺森神社から曼殊院、そして雲母(きらら)坂登り口まで

jinkan_mizuho2008-01-27


今回の散策は、taishihoさんの散策に刺激されて、です(笑)
本日は、時に雪もちらつき、そして青空も顔をだす天候。まことに冬の京都に似つかわしい。


何処へ行こうか、まあ足の向くまま、高野川を北上。すると、雪が突然降ってきました(この辺りではよくあります)
仕方なく、いつも行くレンタル屋さんに立ち寄る。約20分ばかり、店内をうろうろ。観たい映画がぞろぞろ出てくるから退屈はしないが、どれから借りるかその順番にいつも頭を悩ます(笑)


雪も小降りになったので、再び歩く。遠距離の散策は止めて、近場ということで修学院方面に。
まずは、「鷺森神社」へ。神社へ行く中途に、近隣の農家が自家消費用と思われる野菜を販売している。
かなり大きな白菜があるけど、荷物になるので諦める(残念)


「鷺森神社」は、昨年秋以来。前回は紅葉見物の人の姿もそれなりにあったが、今回は本当に閑散としている。
ひんやりというか寒い社内を散策。



鷺の森神社・・・・・・ 修学院宮ノ脇町16


修学院・山端の氏神社です。御祭神は「素戔嗚尊」です。貞観年間 (約1100年前)からあります。御神号は「鬚咫天王 【すだてんのう】」で、御神徳は家内安全・旅行安全・所願成就です。五月四日宵宮祭・五月五日神幸祭の例祭があります。
いちじょうじネットより

周囲の森が、とてもすがすがしい気持ちにさせてくれる。
次に、曼殊院へ向かう。(公式サイトはこちらです)


途中、薄く雪化粧をした比叡山を見上げる。寒いが、歩いている為、体は暖かい。熱燗よりビールが欲しい(笑)
さて、曼殊院は秋に来ると凄い人盛りであるが、この時期はやはり人もまばら。
見渡しても、花も紅葉もない冬枯れの景色が広がるだけだが、物思いに耽るには打ってつけだ。

曼殊院(まんしゅいん)は京都市左京区一乗寺にある天台宗の仏教寺院である。山号はなし。本尊は阿弥陀如来、開基(創立者)は是算(ぜさん)である。竹内門跡とも呼ばれる門跡寺院(皇族・貴族の子弟が代々住持となる別格寺院のこと)であり、青蓮院、三千院(梶井門跡)、妙法院毘沙門堂門跡と並び、天台五門跡の1つに数えられる。国宝の黄不動画像や曼殊院古今和歌集をはじめ、多くの文化財を有する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

公式サイトより↑の方が、詳細な説明あり。
天台宗については、暗いので何もいえないが、本尊が何故「阿弥陀如来」なのか? これは調べてみたい。


勅使門の前を北に向かい、辺りを一瞥。時々、雪がちらつく。
いつもは、ここから白川通りに戻るのだが、本日は雲母(きらら)坂の方に向かう。


この坂道を歩いて、法然親鸞も、そして僧兵達も、京の街に入ったそうである。
日を改めて、徒歩にて比叡山まで歩こう。中途で猿に出くわしたらどうしよう(笑)という心配はあるが……。

音羽川沿いに作られた砂防用ダムを見てから、川沿いの道を下り白川通りに。


帰途、先ほど立ち寄ったレンタル店にて4本ばかり映画を借りる。
1、『下町の太陽』……beatleさんの紹介で鑑賞しようと決定。
2,『ラヂオの時間』……現在読んでいる、蓮實重彦『映画狂人日記』の紹介を読んで。三谷幸喜は好きです。
3,『山の郵便配達』……tougyouさん、ringoさんのご推薦。遅ればせながら(笑)
4,『アマルコルド』……池波正太郎が絶賛していたフェリーニの作品。