'08祇園祭・宵々山

宵々山の日は、天候がはっきりしなかったが、この時期にはよくあること。
午後7時過ぎに連れ合いと家を出る。こんな日は、バスを利用。
7時半過ぎ河原町御池に到着。


さあ先ず腹ごしらえを。本日は、前から行きたかったバリ料理のレストランへ。
勇んで店先に行くも……。店内がクラッ!
ひょとして。そう定休日でした(苦笑)


気持ちを取り直して、行きつけの寿司屋へ。ビールをグビリと飲み、たらふく食べて、いざ祇園祭に。
この日は、既に日も落ち、「鉾」や「山」の提灯に火がともる。
祇園祭は、「鉾」や「山」の装飾をじっくり見学するなら昼間がいい。
でも、情緒や風情を味わいたいなら夜に限る。歩行者天国で、自動車を気にし無くともよいのが尚更いい。
ということで、先ず「長刀鉾」。


いつものことながら凄い人出。ここと「函谷鉾」は、祇園祭の象徴的な「鉾」なのでこの人出も当然といえば当然か。間近に行っても、とてものんびり見られない。昔、上野動物園でパンダを見たことを思い出す。
ゆっくり見学したいときは、朝の時間帯でなければなあ。


次に、東洞院通を下り「保昌山」へ。この通りの四条より南は屋台が出てないので、ゆったり歩ける。
その上、雨上がりの風が涼しく気持ちよく歩けた。


その後、烏丸通を上り綾小路通を西へ進み室町通に。
「鶏鉾」である。この通は 祇園祭のメインストリートの一つで、人の数も屋台の数も半端でない。
汗をかきながら鉾を見上げる。暗い中、提灯の明かりがまばゆい。
これだから、祇園祭は夜がいいのだなあ(笑)


四条通に出て西に進む。「月鉾」→「郭居山」→「四条傘鉾」の順に見ていく。
「四条傘鉾」は他の「鉾」と異なり「鉾」の上に登れないので、お囃子を路上で行う。



間近で見ることが出来て、今回の一番の思い出。それにしても見事にそろった演奏。
路上の片隅から、この「鉾」の旦那衆の一人と思しき男性が、厳しくも温かい目で見守っているのが印象的であった。


それから、西洞院通を上る。「蟷螂山」を見る。昨日見たときは組み立て中だったが、当然組み立て完成している。


そのまま北上して、錦小路通を東に。
流石に疲れたので、ここで喫茶店に入りコーヒーならぬ「ビールブレイク」(笑)
15分ほど休憩して時計を見ると、既に10時半に近い。


店を後にして、錦小路通を東に進む。
室町通を下り、「菊水鉾」を見て、四条通に出る。


ここで友人と祭りに来ていた娘と合流。
そして、「函谷鉾」を横目に見て、烏丸通に出て北上。
「孟宗山」→「鈴鹿山」をボクは見学。連れ合い&娘は屋台によって何か食べている。


11時過ぎに、地下鉄・御池駅から北大路駅に向かい帰宅する。
いやあ、毎度のことながら、暑かったけど祇園祭だから納得です(笑)


来年もまた無事に見学に来たいものだ。