東寺〜梅小路公園〜壬生寺

10月に入り秋風の吹く季節になりました。紅葉にはまだまだですが、恒例の京都散策を10日(土)午後に決行?してまいりました(笑)


まず昼食を近所のネパール料理屋「サムジャナ」http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260302/26012731/で食す。

毎度のことながら、このお店のナンはほんのり甘くかつ巨大[e:734] 今回は、3分の1程残してしまう。(残った分は、袋に入れてテイクアウトしました)


さてさてお腹も満たされたので、散策開始です。
本日は、「九条住本寺」-創建が室町時代初期の日蓮正宗系寺院-に行こうと計画。
さすがに、往復の徒歩はしんどいので、百萬遍まで歩いてそこから市バスで京都駅に。


京都駅から徒歩約10分で目的に寺院に到着。でもガッガーン、「何やねん、この建物は……」
味も素っ気もないコンクリの建物だ。歴史を感じさせるもの、一切なし!
そこで、方角を西にとり「東寺」に向かって歩き出す。



時間帯によって、雲が出ていたりしたので、上の写真は暗めですが、まだ午後の2時過ぎ。



さて南大門から境内に。




国宝の「金堂」、重宝の「講堂」と進み、これまた国宝「御影堂(ごえどう)」に向かう。


故・司馬遼太郎氏は、ここの前で知人友人と待ち合わせをすることが好きだったとの由。
寝殿造り風の建築は、14世紀に一度焼失し、再建されたものである。
弘法大師空海が実際に住居としていた建物ではない。
が、南北朝期のものであるので、自ずから染み出る風格を感じる。


東寺は正式には「教王護国寺」であるのだが、「東寺」という呼び方も「創建当時から使用されてきた歴史的名称」とのことで、一般的に「東寺」の方に馴染みがある。
東寺真言宗の総本山で、「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産に登録されている。


さて、東寺を後にして梅小路公園に向かう。

ここは、貨物専用の駅(梅小路駅)の跡地に作られた京都市営の総合公園。
隣接して梅小路蒸気機関車館がある。
ベンチに座り、午後の日差しを浴びながら一休み。実に気分がいい。


公園内を散策してから、中央卸売市場を通って、壬生寺に。


この近辺、京都に来た当初住んでいた処だ。懐かしいが、随分と町並みが変わった。
それでも、神社仏閣は変わらず同じ場所に。よって、迷子になることはありません(笑)


壬生寺は、創建が正暦2年(991)で宗派は律宗
ここも古い寺院なので、寺宝には室町期のものがいろいろとある。
伝統芸能の「壬生狂言」がしばしばローカル局で取り上げられる。
でも、全国的には「新撰組」ゆかりの寺として有名だ。境内には隊士の墓があり、観光客が絶えない。


ゆっくりと寺宝の鑑賞をしたかったのだが、閉まる時間が迫っていたので、今回は諦める。 (また散歩がてら来たらいいか)
その後も歩いて、三条商店街から河原町通り方面に歩き、いつものCDショップで試聴。
暗くなる中、鴨川沿いを歩いて帰宅。流石に、今回はよく歩いたので疲れたなあ。