2006-01-01から1年間の記事一覧

「邂逅(めぐりあい)」 レオ・マッケリー監督

Yahoo!動画で、ボクも観ました。現実味には欠けますが、大人の恋愛ドラマとして古典的な名作ですね。 主人公にしても、脇役にしても、みな大人。精神的ガキは登場しません。 物語の展開としては、現代的な視点から、歯がゆく感じる人も多いかと思います。で…

「ブラームス:ハンガリ−舞曲集、ドヴォルザーク:スラブ舞曲集」F.ライナー(con.)ウィーンフィル

ブラームス:ハンガリー舞曲集アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ブラームス,ドヴォルザーク,ライナー(フリッツ)出版社/メーカー: キングレコード発売日: 1997/11/06メディア: CD クリック: 9回この商品を含むブログ (1件) を見る10月に入…

晩ご飯は?

本日は、昼から高校のオープンスクールとやらで、我が家の女性陣は留守です。 ←と散歩に行ったり、映画を観たり、音楽聴きながら読書したりで、リラックスした時間を過ごしたのですが、んっ5時半過ぎたのに帰る気配なし。 その直後、メールで「今、北野白梅…

「セーラー服と機関銃」(1981) 相米慎二・監督

20数年ぶりに観る。前は映画館で観たなあ。今秋にTVでリメイク(長澤まさみ・主演)されますね。映画の方も、深夜枠−関西ローカル−ではありましたが、放映されました。 (ここのところ毎日放送では、深夜枠で角川映画を放映してます。) 懐かしいなあ、と…

自家製シナモン・ロール

本日で、長女さんの定期テストが終了するので、リクエストされていたシナモン・ロールを連れ合いさんが焼きました。 いつもなら「試食だ!試食だ!」と言って1つ2つと口に収まるのですが、今回は…。実はシナモンの香りが苦手なのです。 よって、連れ合いさ…

本日の昼食「秋刀魚定食」

まだ小ぶりではありますが秋は秋刀魚です。松茸は、高すぎて−特に丹波産−頻繁には食べられません。個人的には、シメジや椎茸で満足してますが…。あの金額出すなら、鯛の刺身の方がいいと思う京都在住の非京都人です。 秋刀魚は、焼くだけでなく、煮ても美味…

本日の昼食「ウインナーのピザ」と「秋ナスのピザ」

↑は長女さん作「ウインナーのピザ」(ウインナーは無添加・無着色のもの) 左が連れ合いさん作「秋ナスのピザ」、右が長女さん作のもの。日曜の昼食に自家製のピザを焼きました。味は合格なのですが、受験生の長女さんの入試の合格が気になる父です。 勉強をす…

『大船日記−小津安二郎先生の思い出−』(扶桑社) 笠智衆

先日購入して、他の本と併読していたため遅れましたが、昨夜で読了。 小津安二郎関連の書籍は多数出版されているので、本書に記されていることは取り立てて目新しいエピソードはない。しかし、小津に対する尊敬の念が、小津死後も変わらぬままでいるところに…

台風13号の影響ですね。

本日午後は、久々に愛車・マルコポーロ号−自転車です、念のため−にまたがり、西の方面に。 アー、でも天候がよくないなあ。 ←いまにも雨が降りそうな空模様。遠目に見えるのは大文字山 なので、写真は今回あきらめ、自転車であてもなく走り回る。 北大路通か…

いろいろ作ってます。

↑は、我が家の長女さんの作。「チョコレートケーキ」です。通っているダンススクールでの持ち寄りパーティ用につくったもの。よって、味見−毒味?−はせずじまい。本人の弁では、「ムッチャ、美味しい!」とのこと。真実は永久に謎のまま? ↑右は、「海老と秋…

「山の音」成瀬巳喜男・監督  川端康成・原作

山の音 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2005/08/26メディア: DVD購入: 1人 クリック: 118回この商品を含むブログ (38件) を見る映像の魔術だなあ。役者の演技も見事でした。山村聰の見事な老け役。原節子の無敵の美しさ。長岡輝子の存在感のある演技−小…

「青いパパイヤの香り」  監督/トラン・アン・ユン (フランス・ベトナム)

asin:B00005ELJC先日、深夜に字幕付きで放映されたもの。たいした予備知識もなく、何となく気になり録画しておいたが、大正解であった。 およそ半世紀程前のサイゴンを舞台にしている。が、ベトナム内戦の匂いはうっすらとするのみで、ボクが思い描いていた…

「北の調べ〜フィンランド:ピアノ名曲集」舘野泉(p.)

フィンランド・ピアノ名曲集アーティスト: 舘野泉,メラルティン,パルムグレン,クーラ,カスキ,シベリウス,マデトヤ,ハンニカイネン,リンコ,メリカント出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2002/01/23メディア: CD購入: 2人 クリック: 14…

「Lessons」Message

コレクション整理シリーズです(笑) 今回は、Bon Joviのギタリスト・R.サンボラが'80年代始めに参加していたバンド、Messageのアルバム紹介です。ちなみに、ex-Bon JoviのA.J.サッチも参加。 音は、当然メロディック・ロック。Lessonsアーティスト: Message…

[今日のCD]①「DANGEROUS NIGHTS」と②「BELIEVER」 ①②共に、INTRUDER

①「DANGEROUS NIGHTS」 1. ハーツ・オン・ザ・ルース 2. イエスタデイズ・ゴーン 3. ディープ・インサイド・アワ・ハーツ 4. サプライズ・アタック 5. オンリー・メイク・ビリーブ 6. ビハインド・クローズド・ドアーズ 7. ラヴ・エマージェンシー 8. サレン…

やっとお休み、でも…

仕事が一段落して、やれやれと思ったところ、我が娘と英語の宿題を手伝う約束をしていたことを思い出す。 英文で、日本の伝統的なものを紹介せい、とのことだ。 テーマには「鍋料理」を選んでいる。(どうも親譲りで食いしん坊<苦笑>) 7月の末に、その下…

本日は、五山の送り火です、

何と言っても、大文字山の送り火がその象徴になっております。 上の写真は、午後6時過ぎの出町柳から撮ったものです。このころから、街はざわざわしてきます。 さて、午後8時になると、順々に点火されていきます。待ち時間が長いけど、送り火自体は1時間…

小泉さん、とうとう行ってしまいました。

もうニュース・新聞で散々流されてますが、日本の総理大臣が靖国神社に参拝しましたね。ボクは、個人の心に中まで押し入る気はさらさらありません。ただ、我々には、市民とか消費者とか家庭の父親とか母親等の個人的立場があると同時に、地域での隣人関係と…

「下鴨納涼古本まつり」

京都では大規模な古書市は、春・夏・秋の年3回あり。お盆の頃は、下鴨神社で「古本まつり」が開かれている。暑い上、蝉の鳴き声で1時間以上いると耳が変になるが、そこは本に取り憑かれているのでついつい長時間ぶらぶらしてしまう。上のは、購入した一部…

お店やさんごっこ−その3−

擬似お店やさん「jinkan_mizuho」は、細々と書籍とCDの出品を「Amazonのマーケットプレイス」にしております。 これまでは、古書店や中古CDショップに持ち込んで、なんやかんや言われて−まあ向こうも商売ですから、当然ですが−「えっ!こんな安いの?」と悲…

「JOHNNY LIMA」

ringoさん、またまたBON JOVI風のアルバムです。 米西海岸出身のソロ・アーティスト、ジョニー・リマのデビュー・アルバム。キャッチーなメロディのハード・ポップ、とくれば無論 Bon Jovi の影響が考えられる。アルバムの解説−後に国内盤も発売−で、以下の…

「雨鶏」(ソニーマガジンズ)芦原すなお

雨鶏 (ヴィレッジブックスedge)作者: 芦原すなお出版社/メーカー: ソニーマガジンズ発売日: 2006/03メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 山越只明は田舎から上京してきて、大学の独文科―という…

「Stick It In Your Ear」Paul Laine

1. One Step Over the Line 2. We Are the Young 3. Dorianna 4. Is It Love 5. Heart of America 6. Main Attraction 7. Doin' Time 8. I'll Be There 9. Break Down the Barricades カナダ出身、デビュー当時はソロで活動していた。その後、Danger Danger …

「Danger Danger」

相変わらず空き時間に、CDの棚をガサゴソしてながら整理している。いやあ実にいろんなものがでてくる、と我ながらあきれる。(でっ、誰が買ったんだ!と外野からヤジが) まあ CDを購入し始めてから20年も経てば、いろいろ出てくるものだ。 それで、今回のチェ…

「SAVANNAH」

先月半ばから、多くなりすぎ収拾のつかなくなった書籍とCDの整理を細々としております。自分で買ったものなのだから、全部覚えていると思ったら大間違いで、記憶になかったり、うっすらと記憶の彼方にあったりと、整理するよりむしろ懐かしんでいる、そんな…

「しろばんば」(新潮社)井上靖

思い出の一書というか、ボクが初めて自主的に読んだ文学作品である。今回、Blackbirdさんのコメントに触発されて30数年ぶりに再読した。中学時代とは、違う感想をもち−当たり前だ−、それでいて懐かしい思いに浸れた。 井上靖の自叙伝的な作品で、登場人物…

「にんげん蚤の市」(文春文庫) 高峰秀子

今更、説明を要しないほどの日本映画界の大女優である。杉村春子とは異なりある年齢でぱったり女優業から足を洗い、文筆業に転じた。 意外といっては失礼だが、彼女の文才はなかなかのもの。ちなみに「わたしの渡世日記」では、日本エッセイスト・クラブ賞を…

『TUGUMI』(中央公論社)吉本ばなな

映画(<出演>牧瀬里穂、中嶋朋子)の方を先に見た。よって、感想といってもその先入観のため本をのみ読んだ方とは違ったものになってしまうだろう。 小説は、「まりあ」(「つぐみ」の従姉)の一人称の語りにより進められていく。 ひと夏の「つぐみ」と彼…

アマゾン・コム、マーケット・プレイスに出品して。

先日、書籍とCDを整理するのに初めてアマゾン・コムを利用することを書きました。 これまでは、中古CD SHOPや古書店に持っていくか、家まで来てもらって、CDと書籍の整理をしてきました。ものによっては、「えっ!そんなに安いの?」と思うこともちらほら。…

『喜びは悲しみのあとに』(幻冬舎)上原隆

前著『友がみな我よりえらく見える日は』同様、有名人は作家と元プロ野球選手だけで、あとは無名の人ばかり。ただ、登場する無名人の趣が前著とは異なる。在日の外国人、倒産した会社の元社員達、キャッチ・セールスの男、インポテンツの男、子殺し裁判を傍…