映画
先日、深夜に放映。録画して鑑賞。日本では劇場未公開。CSとWOWOWで放送されたのみ。 おそらく、舞台となった旧ユーゴスラビアは日本人にとって、ヨーロッパでも馴染みのないところ。 そのため、劇場公開が見送られたのか? 確かに、旧ユーゴスラビアの民族…
年初めのTVで放映された「相米慎二特集」以来、間をあけながらも相米作品を鑑賞しています。 今回は、’90年の作品。ボク個人としては、結婚やら転職やらで、映画をゆっくり観ていない時期でした。 さて、本作は、牧瀬里穂の初主演作です。以前、ブログで取…
beatleさんの感想を読み、これは鑑賞せねば、と思いレンタルしてきました。 多部未華子、西原亜希、加藤ローサ、貫地谷しほり、 松田まどか、高部あい、近野成美、石田卓也、郭智博、池松壮亮、と若い俳優たちが、好演してます。 TVドラマでも学園ものが花…
先日、『再会の街で』と2本立てで鑑賞してきました。 デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの競演で話題になった作品。実話に基づく話ですが、娯楽性も兼ね備えた面白い作品でした。 本・CD・DVD通販「セブンアンドワイ」のサイトで見たら、まもなくDVDが…
beatleさんのブログで紹介されていたのがきっかけで見ることに。 先に書いてしまいますが、いい映画です(笑) 「9.11」が重要なキイワード。 ニューヨークの街角で再会する男二人・アランとチャーリー。 一見、境遇の違う二人だがそれぞれ悩みを抱えていた。 …
第一回カンヌ映画祭、グランプリと撮影賞を獲得した作品。 フランスの一地方でのレジスタンス運動をドキュメンタリー・タッチで描いた映画。 出演は、実際にレジスタンスにかかわった素人俳優ばかり。芝居ではなく、実体験に基づく再現フィルムのような印象…
雪の断章-情熱- [VHS]またまた相米作品でございます(笑) 久しぶりに鑑賞。意識して初めて劇場で鑑賞した思い出の相米慎二作品です。 (それ以前に、『セーラー服と……』は見たのですが……) 斉藤由貴の初主演映画。彼女は、(当時)東宝が売り出していたアイドルで…
府立図書館にて鑑賞してきました。 原作は、川端康成。言うまでもなく、冒頭部分の「国境の長いトンネルを抜けると……」で始まる名作だ。 <あらすじ>国境の長いトンネルを抜けると雪国であった--その雪に深く埋れた名もなき温泉場に日本画家の島村は、昨年…
永井荷風の原作を読んだ影響で、本作を鑑賞。レンタル店では見かけないが、府立図書館の視聴覚室に収蔵されていた。 順番としては、新藤兼人・監督『濹東綺譚』→永井荷風・著『濹東綺譚』→豊田四郎・監督『濹東綺譚』 という具合でこの作品とかかわったこと…
あ、春 [VHS]‘99年キネマ旬報日本映画第1位。 いまだにDVD化されていないので、VHSをレンタルして鑑賞。 本年正月の相米慎二特集では放映されなかったが、この作品も観たかったなあ。 主演は、佐藤浩市・斉藤由貴である。 が、山崎努が映画全体をいい意味で…
原田知世のデビュー当時の作品。公開当時、薬師丸ひろ子主演『探偵物語』と二本立てで観た。 あのときから『探偵物語』より、こちらの作品の方が個人的には好きだった。 このたび久々にDVDで鑑賞した。 最近は、TVではCMで見るばかり。だが、映画では地…
tougyouさんがブログに書かれていた富島健夫『雪の記憶』を一気に読了。 富島健夫、この名はボクと同世代なら、週刊「プレイボーイ」誌に掲載されていた連載小説の作者として記憶しているだろう。 ボク自身、この名を見て、まず懐かしさがこみ上げた。 高校…
家庭の解体と少女の心の成長を,そして、誰もが経験する「通過儀礼」を描いた作品。 オープニングの夕食での寒々しい雰囲気。夫婦が、いかにも不味そうに食べながら、夕餉のテーブルについている。 一人娘が、何とか団欒らしき雰囲気を醸し出そうと、孤軍奮闘…
natsutobiraさんのブログを拝見して、上記のことを知りました。 この国には、「菊」や「鶴」のタブーがあることぐらい承知しているが、 この程度の映画に対して、この仕打ち。 ああ、情けない。 上映に反対している政治家は、チベットを蹂躙している政府や、…
今回は、ファンタジーというか少し不思議な世界の青春映画。 『青空のゆくえ』の多部未華子が主演。TVドラマでは『鹿男あをによし』の堀田イト役が記憶に新しい。 彼女の歯切れのいい話し方を聞いているだけで、心地よい。 決して、群を抜く美人でも、抜群の…
この映画も深夜枠で放映したもの。録画して鑑賞。 「新進気鋭の7人の監督が個性豊かな独自のワールドを展開」とのこと。 7作の短編集。 「Tuesday」監督:薗田賢次 出演:ZEEBRA、岩堀せり、金井勇太 「HERVEN SENT」監督:高津隆一 出演:遠藤憲一、乙葉 …
先日、関西ローカル、深夜にTV放映。 出演者に芸達者(佐藤浩市、佐野史郎、南果歩)の名が見えるので、ホラーは特に好きではないが、鑑賞した。 S.キング原作のホラー作品は、「ドキッ」としてしまうがつい観てしまう(笑) そのレベルの作品かと期待していた…
「日本初の本格クラシック映画が誕生!」と宣伝されてます。 クラシック音楽を真正面から捉えた作品。確かに、ウーーン。でもなあ……。 正直、いろいろと詰め込みすぎて、収集がつかなくなった感は否めない。 おそらく原作を読めば、いろいろと腑に落ちるとこ…
[rakuten:guruguru2:10014719:image]beatleさんから「面白い」とのアドバイスを頂いたので、レンタルして鑑賞。 会話部分が全くなく、聞こえるのはBGMと笑い声・泣き声といった効果音扱いの音だ。 なんかこう書くと、アングラ映画のように聞こえるかなあ。 …
先日、山田洋次監督の初期作品『下町の太陽』(倍賞千恵子・主演)を鑑賞。 同時期の作品として、似たテーマを取り扱っている吉永小百合・主演『キューポラのある街』を観る。 こちらの作品は、埼玉県川口市が舞台。 東京オリンピック以前のまだ貧しさを色濃…
昨年、TVで深夜に放映していたものを録画して、鑑賞。 予備知識もなく観た作品。これが、予想外に良い映画だった! 青春映画の佳作として、十分評価できる仕上がり、と感じた。 青空のゆくえは2005年9月17日公開の日本映画。監督は長澤雅彦。 クラスメイトの…
'07年度の様々な日本の映画賞を受賞(但し、日本アカデミー賞を除く)。 流石に構想を十分に練っただけあって、日本の裁判制度の問題点を指摘するだけではなく、娯楽性も兼ね備えた作品に仕上がっている。 警察・検察の痴漢に対する取り調べの実態、痴漢裁判…
同名の原作は、少年を主人公とした児童文学。対して、映画の方は舞台を東京から神戸に移し、3人の少年と老人の交流、とりわけ老人にスポットをあてている。 この点が原作とは大いに異なる所。 でも、それは十分に計算されているもので、映画の文法をわきまえ…
[rakuten:es-toys:10111066:image] 先日、山田洋次の初期作『下町の太陽』を見たら、本作が見たくなった。 大学時代に見て感激。その数年後にビデオ鑑賞し、前回以上に感動。 その後、数回鑑賞。ダビングしていたビデオが行方不明になっているので、今回はレ…
[rakuten:s-premium:10026907:image]アカデミー賞外国語映画賞、カンヌ国際映画祭審査員特別賞を始め数々の賞を獲得。 名画なので、今更と思う方もいるかも知れませんが、今回が初めての鑑賞。 ちょうど公開当時は個人的に、結婚・転職・子育てと時間に追わ…
本日はの京都は寒く朝から雪が降っている。 ちらついているという、可愛らしいものではなく、じゃんじゃんと降っている。 当然、散策などできない。そんな日は、家で読書。 ポン・ヂエン・ミン『山の郵便配達』(集英社文庫)を読了。 短編なので、映画の方と…
磯村一路/監督 川上健一/原作 小林弘利、ぜんとうひろよ、安堵麗、磯村一路/脚本 先日放映されてものを録画。深夜、家族が寝静まってから鑑賞。 北海道の美しく雄大な景色がよく撮れている。画面の美しさにしばし見とれる。 <あらすじ・解説> 母(中谷美紀)…
tougyouさん、ringoさん推薦の作品。これまで観た映画の中でも屈指の名作と感じた。 原題は『那山、那人、那狗』。直訳すると『あの山、あの人、あの犬』ということか。特殊な話ではなく、中国山間部のよくいる平凡な人々の話という意味合いだろうか。まあ、…
beatleさんがブログで紹介されていた作品です。 この当時、日活・大映で作られていたヒット曲の映画化の松竹版。 監督が山田洋次のせいか、青春歌謡ドラマという印象は感じない。映画の中途でいきなり歌い出すようなことがなかったので。(それはそれで笑え…
よく計算された娯楽コメディ作品だ。はちゃめちゃになりながらも、最終的にはほのぼのとした感じで終わる。 つまり、見て楽しかった〜、と思わせる演出。流石、三谷幸喜である。 彼が関わる映画は、『12人の優しい日本人』にしても『有頂天ホテル』にして…