『ミラーを拭く男』'03  梶田征則/監督&脚本 

緒形拳・主演の何とも風変わりな映画。共演は、栗原小巻,津川雅彦。 何かに怒りをぶつけたり、主張するわけでもない寡黙−優柔不断?−な男を緒形拳が、存在感豊かに演じている。 <解説> 定年を間近にひかえたサラリーマンが起こしてしまう思わぬ交通事故を…

シャガールとエコール・ド・パリコレクション

先日の土日に上京しました。土曜日は、親父殿の法事があり、その後久々に会う親戚の方々と食事方々懇談。 翌日、ビートルズ探検隊の仲間BLACKBIRDさんより情報をいただいた「青山ユニマット美術館http://www.unimat-museum.co.jp/index.html」に行ってまいり…

アリス、シンデレラ、そしてアラジン??

やっと時間にゆとりのできた今日この頃でございます(笑) ぼちぼちと記事をアップしていきたいなあと考えておりますが、どうなることやら。 まずは年間パスポートを購入するほどUSJ好きの娘からの情報。 なんでも、USJで3月5日にオープンしたナイトパレード…

近頃発見したサイト

先日、今年度の仕事がようやく一段落。仕事以外でPCに向かえる時間を持てるようになった(笑) さてさて、そこで近頃よくいくサイトの一つで面白いのを紹介。 yorimoというサイトだ。ネーミングからも分かるように、読売新聞に関係している。特集で「家電探…

試食「スゴイダイズ ヨーグルトタイプ」

ここ20年ばかり、3月から4月にかけて花粉症に悩まされている。 元々、薬品を飲むのが好きではないので、極力、頼らないようにしてきた。 マスクをして外出し、帰宅したら目や鼻の洗浄。そして、禁酒して脂っこい食事は避ける。更に、甜茶や紫蘇茶を飲み、そ…

デジカメ選びに、あれこれと

現在所有のデジカメは、娘が小学生のときに購入したもの。当時、手ごろと思って買ったのだが、最近のものに比べると、どうも使い勝手がよくないような……(苦笑) 一番の不便さは、SDカード。ただ今、我が家のデジカメに鎮座しているのは32MB、……。 容量の大…

アー、もうそうなるんだ!

↓な記事発見。 最新の記事をお届け昭和39年2月9日の出来事ビートルズ、エド・サリバン・ショーに出演。驚異的視聴率2月7日より初の訪米ツアーを行っていたビートルズはこの日、アメリカの人気番組「エド・サリバン・ショー」に出演した。この日の視聴率は72…

今時の学生用住宅

先日見た映画『ただ、君を愛してる』で、玉木宏の住まいが懐かしい昭和の雰囲気がした。 しかし実際、最近の学生は、学生マンションに住むものが多い。 ボクが京都に来た'80年代当初はまさに、その先駆けに当たる頃であった。 東京の住宅事情に慣れていると…

『ただ、君を愛してる』 '06   新城毅彦/監督   市川拓司「恋愛寫眞 もうひとつの物語」/原作

主演:玉木宏,宮崎あおい この作品を涙なくして観られなかった方は、この先は読まないほうがいいのでは(苦笑) 個人的には『恋空』同様に作品の細部の荒さが気になる作品であった。 ただ、黒木メイサの美貌がかすんでしまうほど、宮崎あおいの表現力は素晴ら…

『マンマ・ミーア』'08 フィルダ・ロイド/監督 キャサリン・ジョンソン/脚本

ただ今上映中。公式サイトはこちらです。 珍しく連れ合いと意見が一致。夫婦割で鑑賞できた(笑) ロングランの舞台ミュージカルの映画化。監督も脚本家も舞台版のスタッフであるので、流石に見せ所を心得た作品に仕上がっている。 エーゲ海に浮かぶ島で、女で…

Beethovenを聴くシリーズ 番外

早くも番外編です(笑) 交響曲は、第1番から順にと思っていたのですが、本日購入したCDがあまりに素晴らしくて……。 今回は、「のだめカンタービレ」で一躍人気曲となった作品。 『交響曲第7番イ長調』カルロス・クライバー(con.)バイエルン国立歌劇場管弦…

やっぱり、ルーフ・トップはいいなあ

昨夜飲みにいったロック・バーで、ルーフ・トップで演奏した曲の話になり、 ↓は「演奏してなかった」と言われ、ボクもボケが……(苦笑) で、早速確認。 結果、わが記憶に間違いはなかった(笑)

Beethovenを聴くシリーズ その2

『ピアノソナタ第1番ヘ短調』 作品2-1(1795年作) モーツァルトの短調のピアノソナタをイメージさせる第一楽章だ。でも、単なるマネとかコピーではない。 曲の端々にベートーヴェンの個性が滲み出ている(笑) モーツァルト没後数年にして、その影響を受けつ…

『風のガーデン』脚本 倉本聰

TV

出演:中井貴一、緒形拳、黒木メイサ、神木隆之介、石田えり、平原綾香 言うまでもないことだが、緒形拳の遺作である。 taishihoさんのブログで紹介されていました。 ボクも初回から最終回まで観てました。 taishihoさんの記事を読んでいたらまた観たくなっ…

Beethovenを聴くシリーズ その1

『交響曲第1番ハ長調』アンドレ・クリュイタンス指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団ベートヴェンの9曲の交響曲は、どれもが名曲だ。 だが、どうしても第3番「英雄」以降の作品に注目が集まる。これは否めない事実である。 さて、第1番の交響曲は、作…

『シェフと素顔と、おいしい時間』 '02

恋人から逃げる女と恋人を追いかける男が、空港で図らずも一夜を共にするハメになり、次第に惹かれ合っていく姿をロマンティックに描く。フランスを代表する2大スター、ジャン・レノとジュリエット・ビノシュが初共演を果たした。監督は「王妃マルゴ」「ラ・…

謹賀新年

ブログを訪問していただく皆様、あけましておめでとうございます。 旧年中は、この拙いブログにコメントをいただきありがとうございました。 2009年も引き続きまして、よろしくお願いいたします。今年の目標は、 ベートーヴェンの作品を再度鑑賞して、感…

モーツァルトとベートーヴェン

YouTubeにピアニスト・仲道郁代のこの二人の大作曲家についての解説があった。 ピアノで実際に旋律を辿りながら両者の作曲法の違いを分析。 非常に分かりやすいし、とても親しみの持てるピアニストだ。 説明を聞くと、モーツァルトには「天賦の才」があり、…

大晦日から元旦にかけて

久々の休みに大晦日は、半日歩いてしまいました。 その後、自宅にてあれこれしながら音楽に耳を傾ける。 まずは、第九です。大晦日にも書いたように、今回のCDは小澤征爾&ニューフィルハーモニア管弦楽団の演奏です。 画期的な演奏ですね。個人的には数年前…

京の大晦日を歩く

大晦日である。今年最後の散策。 ここ2週間ばかりはほとんど仕事仕事で出歩けなかった。よって、どこまで歩けるかだが、まあ足の向くまま気の向くまま、午前10時過ぎに家を出る。 北大路通りを西に。途中、賀茂川を渡るときに南東方面をパチリ。 ↓北大路通り…

ここは見晴らしがよさそう

先日散策をしているときに、近所に最近できたマンションの前を通った。 一乗寺アーバンライフというマンションだ。 京都 不動産業界は活気があるのだろうか? 一乗寺・高野地区には、新しいマンションが散見する。 この地域は、北に行けば曼珠院、東へ行けば…

今年最後の紅葉?

先日の日曜日、午後やや遅い時間から北白川の疎水沿を歩いて銀閣寺方面に。 前夜、パンドラTVで「真田太平記」を鑑賞。 もう20年以上も前の作品である。現在の撮影機材は、おそらくその当時から格段の進化を遂げている、と思う。しかし、作品の質は色あせ…

mixiとドミノ・ピザ

mixiを見ていたらドミノ・ピザ×mixiタイアップWebサイトを発見。 フードコーディネーターさんのブログがあったりで、なかなか盛りだくさんのサイトだ。 ドミノ・ピザは、毎年、新メニューを出すようだ。 今回は、チーズリストランテに注目だ。 カマンベール…

『座頭市』'89 勝新太郎/監督 子母沢寛/原作   勝新太郎,中村努&市山達巳/脚本

勝新太郎の代表的役柄の一つ、『座頭市』がKBS京都にて放映された。 今回の目玉となる相手役は、緒形拳。浪人役での登場。 以前、三船敏郎(岡本喜八監督『座頭市と用心棒』'70)や仲代達也(三隅研次監督『座頭市あばれ火祭り』'70)との共演があり、本…

『イン・ザ・プール』'05  三木聡/監督&脚本  奥田英朗/原作 

出演:松尾スズキ,オダギリジョー,市川実和子, 田辺誠一 ,MAIKO,森本レオ,ふせえり,岩松了,きたろう,三谷昇,何の気なしに録画していたのですが、面白かったです。 <解説> ちょっと変わったビョーキの患者たちが、自分よりも普通じゃない医者と出…

修学院方面は、やや紅葉

本日は、快晴。ポカポカ日和です。こんなときに家でくすぶっているのは勿体無い。 ということで、午前10時過ぎにミルクティー持参で散策に出発。 そろそろ曼珠院の紅葉が綺麗なのではと、修学院方面に足を向けました。 途中、一乗寺の商店街のお店で「どら焼…

秋の宝ヶ池

めっきり秋らしくなってきました。ここのところサボってしまい(苦笑)いろいろと散策してるのに、アップしておりませんでした。本日は、久々に家でじっとしておりました。 先日(11/5<水>)、葉の色づき具合を見に宝ヶ池方面を散策。 宝ヶ池に行く途中に神…

ベルトをしてるorしてない?

最近は、ジーンズをはくことが多いので、ベルトをしない、と言ったら、連れ合い&娘から「ジーンズにベルトは普通」と言われた。 確か、ウエスト・サイド物語ではジーンズにベルトをしてないのでは?と思ったのであるが、どうもよる年波か?明確に覚えていな…

「電報」の思い出

電報というと、近頃は、祝電や弔電といったものでしかお目にかかることがない。 ネットはもちろん、電話だって、完備していなかった時代、電報は急な連絡をとる唯一の手段であった。 明治・大正期の小説を読むと、「電報」=「不幸な知らせ」というイメージ…

『田中希代子―夜明けのピアニスト―』(ショパン¥1575)荻谷由喜子

田中希代子、正直に告白すると、初めて耳にしたピアニストでした。 彼女の師匠・安川加壽子は知っていたし、彼女の弟子・田部京子のアルバムは所有しているし、彼女が好きだったピアニストのクララ・ハスキルはボクも昔から好きで、何枚もアルバムを所有して…